西東京市議会 > 2005-03-23 >
平成17年駅周辺再開発等特別委員会 名簿 開催日: 2005-03-23
平成17年駅周辺再開発等特別委員会 本文 開催日: 2005-03-23

  • "設計自体"(/)
ツイート シェア
  1. 西東京市議会 2005-03-23
    平成17年駅周辺再開発等特別委員会 本文 開催日: 2005-03-23


    取得元: 西東京市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-01
    検索結果一覧へ戻る 検索をやり直す ヘルプ (新しいウィンドウで開きます) 平成17年駅周辺開発等特別委員会 本文 2005-03-23 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別ウィンドウ表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 193 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯安斉委員長 選択 2 : ◯高根都市整備部長 選択 3 : ◯貫井開発課長 選択 4 : ◯安斉委員長 選択 5 : ◯安斉委員長 選択 6 : ◯貫井開発課長 選択 7 : ◯安斉委員長 選択 8 : ◯佐々木委員 選択 9 : ◯安斉委員長 選択 10 : ◯佐々木委員 選択 11 : ◯安部都市整備部参与 選択 12 : ◯安斉委員長 選択 13 : ◯貫井開発課長 選択 14 : ◯高根都市整備部長 選択 15 : ◯安部都市整備部参与 選択 16 : ◯佐々木委員 選択 17 : ◯安部都市整備部参与 選択 18 : ◯高根都市整備部長 選択 19 : ◯佐々木委員 選択 20 : ◯高根都市整備部長 選択 21 : ◯佐々木委員 選択 22 : ◯安部都市整備部参与 選択 23 : ◯佐々木委員 選択 24 : ◯稲垣委員 選択 25 : ◯貫井開発課長 選択 26 : ◯高根都市整備部長 選択 27 : ◯稲垣委員 選択 28 : ◯安部都市整備部参与 選択 29 : ◯土井委員 選択 30 : ◯貫井開発課長 選択 31 : ◯安部都市整備部参与 選択 32 : ◯土井委員 選択 33 : ◯高根都市整備部長 選択 34 : ◯安部都市整備部主幹 選択 35 : ◯安部都市整備部参与 選択 36 : ◯土井委員 選択 37 : ◯安部都市整備部参与 選択 38 : ◯海老沢委員 選択 39 : ◯貫井開発課長 選択 40 : ◯海老沢委員 選択 41 : ◯高根都市整備部長 選択 42 : ◯森下委員 選択 43 : ◯高根都市整備部長 選択 44 : ◯森下委員 選択 45 : ◯安部都市整備部参与 選択 46 : ◯高根都市整備部長 選択 47 : ◯森下委員 選択 48 : ◯安部都市整備部参与 選択 49 : ◯森下委員 選択 50 : ◯浅野委員 選択 51 : ◯安斉委員長 選択 52 : ◯浅野委員 選択 53 : ◯安斉委員長 選択 54 : ◯安部都市整備部参与 選択 55 : ◯浅野委員 選択 56 : ◯高根都市整備部長 選択 57 : ◯浅野委員 選択 58 : ◯佐々木委員 選択 59 : ◯安斉委員長 選択 60 : ◯安斉委員長 選択 61 : ◯高根都市整備部長 選択 62 : ◯佐々木委員 選択 63 : ◯安斉委員長 選択 64 : ◯岩越委員 選択 65 : ◯高根都市整備部長 選択 66 : ◯岩越委員 選択 67 : ◯高根都市整備部長 選択 68 : ◯岩越委員 選択 69 : ◯高根都市整備部長 選択 70 : ◯岩越委員 選択 71 : ◯鈴木(久)委員 選択 72 : ◯高根都市整備部長 選択 73 : ◯鈴木(久)委員 選択 74 : ◯高根都市整備部長 選択 75 : ◯鈴木(久)委員 選択 76 : ◯桐山委員 選択 77 : ◯高根都市整備部長 選択 78 : ◯桐山委員 選択 79 : ◯猪野委員 選択 80 : ◯安部都市整備部参与 選択 81 : ◯貫井開発課長 選択 82 : ◯猪野委員 選択 83 : ◯貫井開発課長 選択 84 : ◯森委員 選択 85 : ◯安部都市整備部参与 選択 86 : ◯高根都市整備部長 選択 87 : ◯安斉委員長 選択 88 : ◯森委員 選択 89 : ◯安部都市整備部参与 選択 90 : ◯高根都市整備部長 選択 91 : ◯森委員 選択 92 : ◯高根都市整備部長 選択 93 : ◯森委員 選択 94 : ◯安斉委員長 選択 95 : ◯安斉委員長 選択 96 : ◯安斉委員長 選択 97 : ◯安斉委員長 選択 98 : ◯安斉委員長 選択 99 : ◯稲垣委員 選択 100 : ◯坂口市長 選択 101 : ◯稲垣委員 選択 102 : ◯坂口市長 選択 103 : ◯稲垣委員 選択 104 : ◯坂口市長 選択 105 : ◯稲垣委員 選択 106 : ◯坂口市長 選択 107 : ◯佐々木委員 選択 108 : ◯坂口市長 選択 109 : ◯佐々木委員 選択 110 : ◯坂口市長 選択 111 : ◯佐々木委員 選択 112 : ◯坂口市長 選択 113 : ◯佐々木委員 選択 114 : ◯坂口市長 選択 115 : ◯佐々木委員 選択 116 : ◯坂口市長 選択 117 : ◯佐々木委員 選択 118 : ◯坂口市長 選択 119 : ◯佐々木委員 選択 120 : ◯坂口市長 選択 121 : ◯佐々木委員 選択 122 : ◯坂口市長 選択 123 : ◯佐々木委員 選択 124 : ◯坂口市長 選択 125 : ◯佐々木委員 選択 126 : ◯坂口市長 選択 127 : ◯佐々木委員 選択 128 : ◯坂口市長 選択 129 : ◯佐々木委員 選択 130 : ◯安斉委員長 選択 131 : ◯佐々木委員 選択 132 : ◯坂口市長 選択 133 : ◯佐々木委員 選択 134 : ◯坂口市長 選択 135 : ◯佐々木委員 選択 136 : ◯猪野委員 選択 137 : ◯安斉委員長 選択 138 : ◯安斉委員長 選択 139 : ◯浅野委員 選択 140 : ◯安斉委員長 選択 141 : ◯浅野委員 選択 142 : ◯佐々木委員 選択 143 : ◯安斉委員長 選択 144 : ◯安斉委員長 選択 145 : ◯浅野委員 選択 146 : ◯坂口市長 選択 147 : ◯浅野委員 選択 148 : ◯安斉委員長 選択 149 : ◯浅野委員 選択 150 : ◯安斉委員長 選択 151 : ◯浅野委員 選択 152 : ◯坂口市長 選択 153 : ◯浅野委員 選択 154 : ◯坂口市長 選択 155 : ◯岩越委員 選択 156 : ◯安斉委員長 選択 157 : ◯岩越委員 選択 158 : ◯坂口市長 選択 159 : ◯岩越委員 選択 160 : ◯坂口市長 選択 161 : ◯岩越委員 選択 162 : ◯坂口市長 選択 163 : ◯岩越委員 選択 164 : ◯坂口市長 選択 165 : ◯岩越委員 選択 166 : ◯坂口市長 選択 167 : ◯岩越委員 選択 168 : ◯坂口市長 選択 169 : ◯岩越委員 選択 170 : ◯安斉委員長 選択 171 : ◯岩越委員 選択 172 : ◯坂口市長 選択 173 : ◯岩越委員 選択 174 : ◯安斉委員長 選択 175 : ◯安斉委員長 選択 176 : ◯鈴木(久)委員 選択 177 : ◯坂口市長 選択 178 : ◯鈴木(久)委員 選択 179 : ◯坂口市長 選択 180 : ◯佐々木委員 選択 181 : ◯坂口市長 選択 182 : ◯安斉委員長 選択 183 : ◯鈴木(久)委員 選択 184 : ◯坂口市長 選択 185 : ◯鈴木(久)委員 選択 186 : ◯森委員 選択 187 : ◯坂口市長 選択 188 : ◯森委員 選択 189 : ◯坂口市長 選択 190 : ◯安斉委員長 選択 191 : ◯安斉委員長 選択 192 : ◯安斉委員長 選択 193 : ◯安斉委員長発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:                  午前10時1分開会      1 保谷駅南口地区市街地再開発事業について ◯安斉委員長 駅周辺開発等特別委員会を開会いたします。  本委員会に付議されました事件は、保谷駅南口地区市街地再開発事業について及びひばりヶ丘駅周辺まちづくりについてであります。  本日は、まず保谷駅南口地区市街地再開発事業についてを議題といたします。  執行部より説明を求めます。 2: ◯高根都市整備部長 それでは、本日御報告いたす件でございますけれども、主に12月の委員会以降の動きを中心に、資料に沿った形で御説明をさせていただきたいと思います。しかしながら、新しい委員さんもいらっしゃいますので、最初の方の概要の説明、スケジュールの説明等につきましては、若干おさらいも含めまして、詳しく御説明をさせていただきたいと思います。  また、ここで2点ほどお断りをしておきたいところですが、まず1点目でございますけれども、先般、12月の委員会の際には、今回3月に資金計画をお出しするというふうにお約束したところでございますけれども、今般、市長からの見直し、また暫定予算といったような関係もございますので、この資金計画につきましては次回の御提出とさせていただきたいと思います。また、本会議等でもいろいろ御質問いただきました市長の見直しに関係する件でございますけれども、これにつきましても現在のところ結論が出ていない状況でございますので、この内容につきましては、私の方からの御報告は差し控えさせていただきたいと思います。  それと、1点訂正とおわびがございます。恐縮でございます、お手元の資料の3の次のページ、「参考資料」をごらんいただきたいんですが、ここに「保谷駅南口地区第一種市街地再開発事業における保留床取得意向に関する調査結果」というのがございまして、後ほど課長の方から御説明をいたしますが、この2次調査の日付、私、前回の委員会の際に「13年6月」と言ったような記憶がございますが、正しくは「12月から2月」ということでございますので、おわびして訂正をさせていただきます。  それでは、資料に沿いまして説明をさせていただきます。 3: ◯貫井開発課長 それでは、本日御配付いたしてございます資料について御説明をさせていただきたいと思います。まず、説明に先立ちまして資料の確認をさせていただきたいと思います。本日お配りしております資料につきましては、1枚めくっていただきまして、資料1として「事業の概要について」A3判のものが1枚、続きまして、「再開発事業のスケジュール表」A4判のものが1枚、資料2でございます。資料3といたしまして「特定建築者参画意向調査結果」につきまして、A4判のものが2枚、資料4といたしまして「第一種市街地再開発事業推進会議の概要」A4判が2枚、お配りしてございます。資料の配付に漏れはございませんでしょうか。(「なし」と呼ぶ者あり)  それでは、資料の説明に入らせていただきたいと思います。まず、資料1をごらんいただきたいと思います。資料1につきましては、「西東京都市計画事業保谷駅南口地区第一種市街地再開発事業」「事業の概要について」でございます。本資料につきましては、昨年の6月に作成したものでございます。その後10月に事業計画の概要を示したところでございます。まずパンフレットをお開きをいただきまして、最初に「はじめに」がございます。「はじめに」の中で、本再開発事業の目的でございますけれども、まず1点といたしまして、駅前の土地の合理的な高度利用を図り、防災性の向上を図る。2点目といたしまして、生活利便の高い施設を導入し、快適な住環境の整備を図る。3点目といたしまして、交通広場の整備等により交通環境の改善を図るものでございます。以上を目的として持っております。真ん中どころに入りまして、事業の名称でございますけれども、先ほど御説明いたしましたように、正式には「西東京都市計画保谷駅南口第一種市街地再開発事業」、施行者は西東京市でございます。施行面積につきましては0.7ヘクタールとなっております。事業の施行期間につき ましては、事業計画決定公告日から平成21年3月31日まででございます。  恐れ入りますが、最終ページをちょっとごらんいただきたいと思います。最終ページには「配置図」をつけてございます。この配置図でございますけれども、全体面積が0.7ヘクタ -ル、真ん中に駅前広場、左側にI街区の再開発ビル、右がII街区の再開発ビルという形の3分割となっております。  それでは、真ん中を開いていただきまして、右側の「設計の概要」の断面イメージ図をごらんいただきたいと思います。これにつきましては、本再開発事業につきまして、施設の概要をイメージ化したものでございます。左側のI街区につきましては、建物は地下1階から地上11階、地下1階から2階までが商業施設、地上3階から地上11階までが住宅施設として構成をしております。住宅施設につきまして53戸を予定しております。向かって右側がII街区でございます。II街区につきましては地下1階から地上5階、地下1階から地上3階までが商業施設、地上4階、5階は公益施設を予定しております。なお、II街区の4階、5階につきましては、現在、市長から見直しの可能性についての検討指示が出ておりますので、現在その検討作業中でございます。  I街区、II街区の施設構造につきましては、鉄骨鉄筋コンクリート造となっております。「公共施設の設計の概要」でございますけれども、本公共施設の設計の概要につきましては、都市計画道路と駅前広場となっております。駅前広場につきましては全体面積で4,200平方 メートル、かさ上げ式部分、これはデッキ部分でございますけれども、これが約1,200平米、それから地上部、地平部の面積が約3,000平方メートルとなっております。  次に、「建設する住宅の概要」でございますけれども、住宅につきましては総戸数53戸を予定しております。タイプ別面積等につきましては、おおむね65平米から100平米を予定し ております。タイプといたしましては2DKから3LDKを現在予定しているところでございます。住宅につきましては分譲を予定しているところでございます。  次に、この資料にはお配りしてございませんけれども、現在の権利者の動向について若干御説明をさせていただきたいと思います。権利者の動向につきましては、前回の12月の委員会に資料としてお示ししておりますけれども、権利者総数といたしましては、現在72名いらっしゃいます。内訳といたしまして、土地所有者・借地権者関係で41名、担保権者が6名、借家権者が20名、補償対象者が5名、合計72名の構成となっております。このうち、昨年の11月20日に転出申し出等の期限が終わっておりますけれども、申し出者につきましては、土地所有者・借地権関係の41名中23名の方から申し出がされております。また、借家権者につきましては20名中14名から転出の申し出がされているところでございます。  恐れ入りますが、最終ページをごらんいただきたいと思います。最終ページにつきましては事業スケジュールとなっておりますけれども、スケジュールにつきましては、次の資料2の方で御説明をさせていただきたいと思います。資料2をごらんいただきたいと思います。資料2につきましては、前回12月の委員会にお配りした資料とほぼ同等の内容となっております。現在までの事業の経過でございますけれども、まず、事業の左からごらんいただきまして、本再開発事業につきましては、平成12年12月20日に都市計画決定を行っております。これが15年度以前として行っているところで、16年度に入りまして、平成16年6月1日に都市計画変更を行っております。同6月16日から29日まで事業計画の縦覧、意見書の提出につきましては6月16日から7月13日まで行っております。続きまして設計概要の認可申請につきましては9月22日に行っております。10月20日に東京都知事の認可がおりております。10月22日に事業計画決定及び公告を行っております。同11月21日が評価基準日となっております。この間事業計画決定公告から評価基準日までの30日間が転出の申し出の期間となっております。  続きまして、平成17年度に入りまして、5月、権利変換計画案の縦覧となっております。前回の資料におきましては、これが17年4月となっておりましたけれども、今回見直し等の関係もございまして、1カ月ずらしまして5月という形で現在作業等を進行しているところでございます。17年6月に権利変換計画の認可申請、続きまして17年7月に都知事の認可、17年8月に権利変換計画の決定及び公告、17年10月権利変換期日、18年1月土地の明け渡しの請求、18年3月土地の明け渡し、18年4月に入りまして建物の除却、工事着工、20年4月に施設建築物の竣工、オープン、21年3月に駅前広場デッキ工事の完了、これをもちましてすべての再開発事業を完了するという現在のスケジュールとなっております。このうち、 スケジュール表の中で網かけになっている部分がもう既に事業が進捗した部分となっております。評価基準日以降につきまして、この間権利者等の交渉、また、土地・建物調査等の確認・押印、また権利変換計画策定に向けての準備作業等を現在進めております。ちなみに、権利者との交渉等におきましては、年度当初からおよそ320回以上精力的に交渉等を進めて きたところでございます。  それから、事業計画決定及び公告の、下の方に再開発審査会がございます。この再開発審査会につきましては、再開発事業における種々の内容について御審議をいただく機関として11月9日に設置をしているところでございます。再開発審査会の委員といたしましては、7名で構成をしております。このうち1号委員、学識経験者と言われる方が4名、地区内の権利者が3名、計7名の構成となっております。学識経験者につきましては、都市計画の専門家、弁護士、不動産鑑定士、中小企業診断士で構成をしております。2号委員と言われる地元権利者の方につきましては、地区内の土地・建物等所有者または借地権者の中から選出をしております。これにつきましては、本地区が3つに分かれておりますので、各ブロックから1名ずつ選出をさせていただいたところでございます。再開発審査会につきましては、現在まで2回開催をしております。第1回目は11月19日に開催をしております。この時点におきましては、会長・副会長の選出、それから事業の概要説明、今後のスケジュール等について御説明をしております。第2回目につきましては本年の1月20日に開催をしております。この中では、再開発事業における過小床基準の議決、それから……(発言する者あり)過小床-過ぎる小さい床です。ちょっと休憩……
    4: ◯安斉委員長 暫時休憩いたします。                  午前10時19分休憩    ────────────────────────────────────                  午前10時20分開議 5: ◯安斉委員長 休憩前に引き続き委員会を再開いたします。 6: ◯貫井開発課長 それともう1点、土地の評価書の承認をいただいたところでございます。これを1月20日に行ったところでございます。  それでは、続きまして資料3をごらんいただきたいと思います。資料3につきましては、「特定建築者参画意向調査結果」の概要となっております。本年夏から秋にかけて予定しております特定建築者の募集に先立ちまして、民間事業者に本事業の特定建築者としての参加意向等について調査を行ったものでございます。今後特定建築者の募集に当たりまして基礎資料として考えているところでございます。今回の調査に当たりましては、できるだけ幅広く民間事業者の意見を把握する観点から、II街区だけではなく、I街区も含めまして、事業全体としての意向調査等をしております。調査期間につきましては、本年の1月から2月にかけて実施をしております。調査対象といたしましては、民間事業者32社にお願いをしたところでございます。内訳といたしましては、大手建設会社、ゼネコンと言われる会社が7社、ディベロッパーが12社、金融機関が3社、商社が3社、生命保険会社等が2社、公社系が3社、地区内の法人等が2社、合計32社となっております。回答結果につきましては資料1にお示ししてございますけれども、32社中16社から回答がございました。回答率としては50%となっております。  それから、特定建築者としての事業参画検討の可能性についてでございます。回答2にお示しをしておりますけれども、回答のあった16社中、条件つきを含め11社から「検討可能」という意向が示されております。参画希望ケースでございますけれども、I街区とII街区、両方一体に募集する際に参画希望をするか、もしくはI街区のみ希望するか、II街区のみ希望するかを聞いたところでございます。結果といたしましては、(3)の内容となっておりま す。このうち(2)の「参画検討可能」11社となっておりますが、複数回答等もございますの で、11社中5社からはI街区及びII街区を一体的に募集する場合の参画意向を示しております。I街区だけ募集する場合に参画希望を示したのが9社ございます。この9社のうち(3) にありますように、6社はI街区に商業保留床が発生する場合、住宅床とあわせて取得することを検討してもよいというような回答となっております。今回、この民間事業者の意向を把握したところですけれども、今後各民間事業者が特定建築者に応募をするかどうかは、最終的な判断につきましては今後のコストの試算、判断材料等、もう少し詳細なデータが必要となってきているというところでございます。  現在、権利変換計画を策定次第、民間事業者に判断材料等、もう少し具体的な材料等を御提供しながら、さらに意向等の確認をしていきたいという作業を進めることを予定しております。今回のアンケート等につきましては、当然現在の事業スケジュール等を維持していくということが最大のポイントかというふうに考えております。このような状況の中で今回の結果となったところでございます。  恐れ入りますが、次の「参考資料」をごらんいただきたいと思います。資料3の参考資料として今回御提出をさせていただいているところでございます。この資料につきまして、前回の委員会におきまして、安斉委員長から資料要求がございましたので、今回経過について配付をさせていただいたところでございます。時系列的に申し上げますと、12年12月に都市計画決定をいたしまして、その後13年度から市は保留床の取得希望者、いわゆるホルダーを探すという作業に入ってきたところでございます。これは第1次、第2次、第3次と、合計3回の調査を行っておりますけれども、まず第1次として、平成13年10月から11月にかけまして、1回目の調査で29社にお送りをしてきました。このうち14社から回答をいただいたところでございます。調査対象といたしましては、民間事業者29社で、内訳といたしましては金融機関が3社、商社が6社、リース会社2社、保険会社が5社、住宅メーカーが4社、不動産会社が8社、公社が1社-これは不燃公社となっております。調査の主な内容につきましては、資料にも記載してございますけれども、本再開発事業について知っている、また、本事業の立地について、本事業の周辺環境について、参加意欲、参加する場合の床の所有形態、駐車場等についてアンケート調査をさせていただいたところでございます。うち9社から保留床取得の検討意欲があり、「何とも言えない」を含め11社、そこから諸条件をさらに絞り込ませていただきまして、第2次調査といたしまして10社に再度調査を行ったところでございます。内訳といたしましては、商社が2社、リース会社が1社、住宅メーカーが2社、不動産会社が4社、公社1社-不燃公社ですけれども、これを平成13年12月から14年2月の段階で調査をさせていただいたところでございます。調査の主な内容といたしましては、住宅保留床、本地区における計画の評価、販売のターゲット、価格・販売、商業保留床、床取得の可能性、事業参加意欲、単体なのか共同体なのかというような形の調査をさせていただいています。それぞれ調査をさせていただいたところ、面談などをさせていただきまして、平成14年4月にこの間話題になっておりますスポーツ企業さんが出店の希望を出されたところでございます。当然、市といたしましてはスポーツ企業さん1社だけではやはりちょっと心もとないというようなところもございます。その段階で第3次調査というものを平成14年度に入りまして、5月の段階で行っております。これは従前とちょっと変えまして、ゼネコンさん10社ほどにまた調査させていただきました。しかしながら、本調査におきましては、ホルダーさんとして有力なところは、このスポーツ企業さん以外にはなかなか諸条件が合わなかったところでございます。その間、14年度に入りまして、不燃公社さんの方から、再開発によって生まれます住宅の取得希望というのが出されてまいりまして、それで不燃公社さんと話をさせていただく中で、特建者として一定の御協力をいただけそうな方向性が出てまいりましたので、14年8月の段階で覚書を結ばせていただいて現在に至っているというところでございます。  恐れ入りますが、資料4をごらんいただきたいと思います。資料4につきましては、「保谷駅南口地区第一種市街地再開発事業における事業推進会議の概要」となっております。前回、森委員から資料要求のありました不燃公社と市の打ち合わせ経過についての資料となっております。平成14年8月に不燃公社と覚書を締結いたしまして、その後8月23日に業務委託契約をいたしまして、それに基づきまして、主に権利者調整、商業計画案の作成、それから事業計画決定の協議資料の作成、また関連地区内施設にかかわる内容としまして、施設建築物の実施設計、交通広場の実施設計等について、いろいろと参画をいただきまして、この間本来の業務とコンサルタント業務等を含めて事業の展開をしたところでございます。また、本資料にもございますように、市と定期的な打ち合わせを行いながら事業展開を図ってきたところでございます。14年度につきましては約14回、契約が8月ですから月2回程度のペースで定期的な打ち合わせを行ってきたと。15年度につきましては13回ほど定期的な打ち合わせを進めております。内容につきましては、先ほどお話ししましたようなものを主な内容として打ち合わせをしております。ちなみに16年度につきましては、権利者調整支援業務という形で、引き続き権利者交渉等の資料、いろいろな助言等をいただいております。現在、原則といたしまして週1回程度、毎週火曜日を定例的な打ち合わせとして行っております。現在まで30回程度の調整を行いながら展開を図ってきているところでございます。内容につきましては、ここに時系列で整理をしてございますので、ごらんいただければというふうに考えております。  以上、雑駁でございますけれども、本日お配りした資料の説明とさせていただきます。 7: ◯安斉委員長 説明が終わりました。  これより質疑を行います。 8: ◯佐々木委員 資料についての質問ですね、とりあえず。資料に対する質疑だけとりあえずやって、その後にまたいろいろと聞きたいこともいっぱいあるんですけれども、そういう形でよろしいですか。 9: ◯安斉委員長 結構です。 10: ◯佐々木委員 今御説明をいただいたんですが、その中で特に今回転出の申し出を受けた結果、土地・借地者が41名いて23人が転出と、残り18名。担保6というのは、この土地に対して担保を持っている方が6人いるということですか、土地・建物に対して。あと、借家の方が20人いて14名が転出すると、残り6人ですね。補償が5というのは、これもやはり建物に対する補償とかをかけている方がいらっしゃると、それは最終的には清算しなくちゃいけないという部分だと思うんです。となると、18人の土地・借地者と借家人の6人、合計しますと24名ですよね。この方がI街区の方に商業床として入るのかどうかわかりませんが、私、何を聞きたいかといいますと、I街区の商業床、地下1階から地上2階までですか、このスペースと権利変換する方という形になりますと、保留床なり、それを売った床の面積と、権利変換される方と、過小床20平米ですか、の方もいらっしゃったんですが、そういう中で、建物自体は多分設計も終わっちゃっているわけだから、今言った変換、それとその保留床について全部埋まるのかどうか、それがちょっと気になるんですけれども、この辺についてどうかということが一つ。  それから、あとは先ほど資金計画については見直しだと、出せないと言われたんですが、特定建築者等にいろいろとどういう折衝をされているかわかりませんけれども、問題はII街区の地下の部分ですよね、700平米だかあったものがあいちゃったと、これをどうするんだ と。何か4億円税金を投入するんじゃないかと、大変心配されている方もいらっしゃるみたいなんですけれども、それらも含めて-要するに問題は、私がちまたで聞く話ですと、4億というのは、とてもとても、あの辺はペイする価格じゃないと。実勢価格からいくと、あの半分近くの値段じゃないかと、周辺の建物等の床の賃貸をされている方の単価を見るとそういう形の問題があって、そういったことに対して多分今皆さんの方で作業されていると思うんですが、そういった意味で要するにどういう形の権利変換の単価ですね、事業の中でなっていくかという作業はどの辺まで進んでいるのかをお聞きしておきたいと思います。  それとあと、資料3ですか、先ほどのアンケートを見ますと、I街区、II街区合わせて特定建築者になりたいとか、中にはI街区に関して参画したいという方がいらっしゃる。これは住宅床だけについては6人の回答数があったと。そうすると既に市は不燃公社を特定建築者としてI街区については考えていらっしゃるように思うんですが、これらの参画希望者を踏まえて、改めて特定建築者については見直しをする考えがあるのかないのか、この辺をお聞かせいただきたいと思います。  もう1点、さきの予算特別委員会の中でも、私、確認させていただいたんですが、先ほど計画の縦覧の関係は、見直しがあるので1カ月おくらせたという話がありましたけれども、あのとき、期間の問題がありますから、たしか5月20日ごろまでに縦覧しなければならないと。そうなってくると、それを踏まえて、いつまでに見直し作業を終わらせなければいけないのかといいますと、たしか参与だったと思うんですが、一応3月末までに一定の見直しをしていかないと、5月20日には間に合いませんという御回答をいただいたんですが、委員会も違いますので、改めて確認をしておきたいということでございます。  とりあえずそれだけですね。 11: ◯安部都市整備部参与 私の方からは、特定建築者の関係等につきましてお答えいたします。まず、II街区の、地下1階の700平米程度の保留床につきましての床の価格というお話であ りますけれども、現在権利変換計画につきましては策定中ということになっております。最後の質問でもスケジュールの話が出てまいりましたので、スケジュールにつきまして最初に申し上げますと、今の目標といたしましては、権利変換計画の縦覧、これは評価基準日から半年以内にということがありますので、昨年の11月21日が評価基準日でしたので、半年以内の5月20日までには縦覧を開始したいというふうな目標を持っております。したがいまして、その前段で再開発審査会の議決をいただく必要があります。これはおおむね4月中には議決をいただきたいと考えておりますので、今後、一月程度かけまして権変策定作業を詰めてまいりたいというふうに考えております。したがいまして、権利変換計画の中で個別の保留床の規模であるとか、床の価格等については決まってまいりますので、現段階ではまだ確定していないということであります。ただ、床の価格につきましては御指摘のように、今回II街区の地下1階については特定建築者に取得・売却ということを目標としておりますので、そこら辺は十分調査をして、全体のバランスとの兼ね合いもありますが、適切な価格となるようにはしてまいりたいというふうには考えております。  続きまして、アンケートを踏まえた今後の特定建築者の募集の考え方ということでありますが、昨年の9月の委員会で御報告いたしましたとおり、I街区については、これまでも権利者さんともいろんな調整をしていただいた不燃公社さんを念頭に特定建築者になっていただきたいという考えを持っております。一方、II街区につきましては地下1階に商業床がありますので、これを取得する前提で公募にかけるということを昨年9月の委員会で御報告をしております。今回、このアンケート調査の結果につきましては、事業全体に対する民間事業者の感触等を把握したいということもありまして、そうした枠組みにこだわらず、I街区とII街区を一体的に募集した場合、それからI街区、II街区別々に募集した場合について意向把握調査をしております。その結果としましては、どのケースにつきましてもそういう意向が複数社からあったということでありますので、今後最終的にどういう形で募集をかけていくかについては、この結果を踏まえつつ検討いたしまして、また御報告できればと思っております。 12: ◯安斉委員長 I街区の商業床のスペースは埋まるのかという質問……。 13: ◯貫井開発課長 I街区の商業床の関係でございますけれども、先ほど部長の方からも冒頭に御説明がございましたように、現在、見直し作業等につきまして市長からも御指示が出ているという中で作業を進めております。昨年の申し出状況等も踏まえた中で、現在、全体の資金計画が定まっておりませんので、各床の価格等についてはまだ確定をしておりません。このような状況におきまして、どの程度の保留床が生じてまいるのかというのは、もう少し時間が必要であるというふうに考えております。 14: ◯高根都市整備部長 I街区の保留床の関係ですけれども、今課長の方から答弁をいたしましたが、私ども、できることならばI街区については地元の権利者さんを中心に埋めていきたいと考えております。と申しますのも、地元の権利者さん、借家の方ですとかそういった方で床を取得したいというような御意向を持たれている方もいらっしゃいますので、今後調整をする中で、今言ったような方向で調整ができればというふうに考えております。 15: ◯安部都市整備部参与 スケジュールの関係で1点追加で申し上げたいと思うんですが、先ほど5月20日までには縦覧を開始したいと申し上げましたが、そのためには今月中に見直し、市長から指示のあります見直しについては方針、方向性を定めまして、その上で4月の再開発審査会の議決に向けて権利変換計画の最終的な詰めをしていきたいというふうに考えております。 16: ◯佐々木委員 御答弁があった順番でいきますと、特定事業者については、I街区については不燃公社を考えていると。II街区については地下の700平米の取得購入者を前提とした特 定建築者ですか、をやっていきたいという考えであるというふうに聞きました。それからもう1つ、再開発課長からお話があったようにI街区も、何か話を聞いていると、例えば権利変換の単価によっては全部埋まらないかもしれない、埋まるかもしれない、何とも言えない御答弁なんですよね。そうすると我々のイメージとしては、II街区の700平米だけは売り先 というか、買うところが決まっていないと、全体計画としてはそういうイメージがあったんですけれども、I街区の方でも逆に言うと今言っているような形で変換していった場合に、転売しなければならない保留床が出てくるんではないかという感じがしているんですけれども、この辺を私たちはどういうふうに理解したらいいのか。要するにI街区の商業床については全部埋まるという前提なのか、残るかもしれないのか。そうなってくると、先ほど言った不燃公社さんがそれもひっくるめて特定建築者として買っていただけるのかどうか、それについてはどのような形なのか、はっきりさせていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。  もう1つ、市長からの検討の指示があった。今月末までしかないと。なかなか先へ進まないというお話ですよね。現在どういう指示を受けて、どのような検討をされているのか、経過について御説明いただければありがたいと思います。 17: ◯安部都市整備部参与 初めにI街区に保留床が出るかどうかという質問でありますが、先ほど申し上げましたように、現在権利変換計画を策定しているということですので、基本的には権利者さんの増床等で対応していくということを考えておりますが、その辺は見直し方針との兼ね合いとか、全体の資金計画がどういうふうに固まってくるかとか、そういった兼ね合いもありますので、権変の策定の中でI街区の商業保留床については見きわめていきたいというふうに考えております。その結果を踏まえて、特定建築者の募集のあり方も、どのような形がよりよい形かということを検討していきたいと考えておりますので、現段階ではそういうお答えになろうかと思います。 18: ◯高根都市整備部長 市長からの指示の件でございますけれども、市長就任後、19日だったかと思いますが、私ども再開発関係のヒアリングを受けまして、そこで種々御説明をいたしました。それで、基本的には、市長の方からはスケジュールは守る、市の負担をできるだけ抑える、この条件の中でどのような見直しが可能か検討するようにという御指示をいただいているところでございます。 19: ◯佐々木委員 安部参与のお話ですと、問題は5月20日の権利変換計画、要するに総事業費はこのくらいはかかります、コストとしては平米単価はこれですよと、それに基づいて変換するなり補償するなりの作業に入るわけですよね。そうなってくると、今みたいなお話を聞いていますと、果たしてそれができるのかどうかというのが、逆に非常に心配になってきたんです。それによっては、先ほど言ったI街区の方だって、変換する単価によっては、今希望されている方を含めて変わる可能性だってあるだろうし、その人たちで全部そのスペースを埋められるかどうかというのはわからない。このような状態で、実質的には4月末までにそういった再開発審査会を通さなくてはならない、大変タイトなスケジュールになっているんですよ。ですから、私が非常に心配しておるのは、特定事業者を含めてそうだけれども、要は、幾らの単価になるのかというのは-先ほどの市長さんの、市の負担を抑えろとかスケジュールは守りますよということになってくると、非常に相矛盾した部分があって、正直言って見直しが果たして今から-例えば今まで言われていたように公民館と図書館が入るのを、図書館は残すけれども、公民館はやめたから、それで床が変わりますよというふうになると、幾ら見直しといったって、根本的に変わってしまいますよね、今まで積み上げてきた総事業費の計画から含めて。そうなってくると現実的にははっきりと見直しができない状態にいっているんじゃないかと僕は思うんです。言葉だけ見直しだ見直しだというふうに言っているけれども、現実として、はっきり言って公益施設を入れるという形の建物の設計は変えられない状況だと思うんです。そういう状況下に置かれているのに、いまだに市長は見直しだなんて言っているとなると、かえって作業がどんどんおくれてしまって、どうしようもない状況に陥るんではないかという危惧を非常に感じているんですけれども、この辺についてはどのような形で私たちは理解していいのか、はっきりとお答えいただきたい。 20: ◯高根都市整備部長 ただいま御指摘の件につきましては、当然のことながらスケジュールに大きく関係してまいります。また、資金計画にも関係してまいりますので、私ども担当の方からは市長に、先ほど参与が申しましたスケジュール、3月中に見直しの具体的な内容の御指示をいただきたいということをお願いしているところでございます。 21: ◯佐々木委員 私だけがやってもしょうがありませんのでまた改めてしますけれども、I街区についても、権利変換によっては、スペースがあく可能性もある、埋まる可能性もあると、どっちとも言えないんですけれどもね。これについてはいつごろになったらその辺がはっきり私たちに提示できるのか、再開発審査会までに持っていく、どの時点でそれがはっきり私たちに見えてくるのか。  といいますのは、私が心配しているのは、先ほどから申し上げているとおり、残って入りたいという人で最終的にI街区が全部埋まるのかどうかという不安なんですよね。さらに、II街区の700平米、これは今のところいないということがはっきりしているわけです。その 辺の全体を見通していかないと、この問題については解決しないと、非常に危惧を持っていますので、その辺についてきちんとした形でいつごろその辺がはっきりしてくるのか。市長の見直しの指示が今月末にあったとしますと、大体いつごろになればはっきり全体像が具体的に見えてくるのか、この辺の時期を教えていただきたいということが1つ。  それと、市長からの指示が今月末でないと間に合いませんよというスケジュールですから、その辺は改めて-都市整備部長に聞いてもしょうがありませんので、また改めてしかるべき方にお聞かせ願いたいと思いますので、その1点だけ教えていただければ終わります。 22: ◯安部都市整備部参与 全体像がいつごろかという御質問でありますが、先ほども申し上げましたように、当面今月中に見直しの方向性を固めまして、4月に作業を進めまして、4月中を目途に再開発審査会で議決をいただくというような流れになっております。そういった流れの中で全体像については固まってくるということになりますので、そういった後に5月20日までに縦覧をかけるといった手順になりますので、そういった流れを見ながら、またこちらの方に御報告はできるかと思います。 23: ◯佐々木委員 そうなってくると、4月中に大体コンクリートされて固まったのが出てくるわけですから、その辺は議会に対しても一定の御説明をする機会を委員長、ぜひ事務方との御調整をいただきたいということをお願いして終わります。 24: ◯稲垣委員 駅周辺の委員会、初めてなので、簡単な文言をお伺いさせていただきます。最初に、権利者の中の補償対象者、先ほど佐々木委員も若干触れられておったのですが、意味がいま一つよくわからないので、これをちょっと具体的にお教えいただきたい。  それと先ほどからの中身で審査会が4月中に開かれるということですが、来月の話なんですが、これは日程が現時点で決まっているのかどうかということです。  それと、市長の方からはスケジュールは守る、市の負担を抑えると、現時点ではこの2点だけだという部長の御答弁だったんですが、この間の予算特別委員会等の中では、公共施設についてというようなことも一部触れられていたかと思うんですが、その辺の具体的な指示は現時点では何も出ていないんでしょうか。  以上3点です。 25: ◯貫井開発課長 1点目の補償対象者につきましては、実際に現地の方に、土地とか借家とかそういう権利を有しているものではなく、ただバス停の上屋とか、ああいう施設のみを所有している、工作物等を所有されている方という形でございます。この方が、先ほどの説明の中で5名いらっしゃるということです。  4月の再開発審査会の予定でございますけれども、現在見直しの方針等を今月末程度という形をもちまして、4月に作業を進めるという形でスケジュールを進めてきておりますけれども、現段階で日程等については、まだ決定はしておりません。 26: ◯高根都市整備部長 先ほど市長の指示につきましては、御説明したところでございますけれども、そのような条件の中でどのような見直しが可能なのかという御指示でございますから、当然その中には公共施設の配置、この辺も含まれております。 27: ◯稲垣委員 審査会の日程は4月の作業を進める中でこれから決めるということですから、場合によっては作業がずれ込むということはないんでしょうか。権利変換計画の縦覧が決まっているということですから、後ろが当然決まっているということになるんでしょうけれども、場合によっては作業が長引いて審査会が4月中に開けないと、こういう事態は想定されなくてもよろしいのでしょうか。それだけちょっとお願いします。 28: ◯安部都市整備部参与 先ほども申し上げましたように、3月中に見直しの方針の方向性が固まり次第、スケジュール的には御指摘のとおりタイトではありますが、5月20日までという縦覧開始期限がありますので、作業がずれ込まないように準備、詰めを進めていきたいと考えております。 29: ◯土井委員 私のお聞きしたい一番心配するところは、佐々木委員の方から御質問があって、御答弁の方はわかったというか、お聞きしたんですが、12月の特別委員会の中の御答弁を踏まえてちょっと御質問したいと思います。12月13日の特別委員会では権利者数について、最終的に1月の土地物件調書、押印して確定するというお話があったんですが、この権利者数については先ほど御答弁があった数字で確定したということでいいんでしょうか。先ほどの数字は12月の数字と変わっていないですよね、同じですよね。それで確定したということでいいのかどうかというのが1点です。それから、やはり同じ委員会の中で、管理運営計画案の作成は、17年3月19日までと言われたんですが、違いますか。何かメモがあるんですが、それについては、今どういう状況になるのかお伺いしたいと思います。  今の佐々木委員の質問と御答弁との関係ですが、全体の事業費と権利変換にかかわる床価格の関係ですけれども、16年度の再開発の予算の中で執行されたものに鑑定評価再算定委託料、従後資産再評価委託料というのがあるんですが、これらについては、従後資産だから今権利を持っていらっしゃる方の資産の評価を再度するということと、この鑑定評価再算定委託というのはどういうものなのか、これは今後の床価格との関係ではどういうふうになるのかお伺いしたいと思うんです。  それと、今回出された資料の中で不燃公社との協議の経緯が14年度、15年度について示されましたけれども、16年度の予算書にある商業計画推進業務委託料9,450万円、権利者調整 支援業務委託料500万円についても、これは不燃公社に委託されて、なされたんですか。ど ういうことがなされたのか、これはきょうの報告書にはないんですが、16年度の執行状況、中身についてお伺いしたいと思います。  これも佐々木委員が指摘されたところでもあるんですが、今回のアンケートの中で、民間事業者の意向としては、やはり住宅床もしくは住宅床プラス商業床という形の場合が参入意欲が高い、商業床だけの場合は意欲が低いという数字が出ていますよね。先ほどの御説明ですと、I街区については、不燃公社とのこれまでの経緯もあり、不燃公社を念頭に置いて進めていきたいという御答弁だったかと思うんですが、私が持っている不燃公社との覚書は14年8月1日の覚書で、そこでは具体的に不燃公社と特建者の約束をしたという項目はないんですね。先ほどの御答弁の中では、8月23日に協定書があるんですか、それは持っていないんですが、そこの中にそういう具体的な協定内容があるんですか。不燃公社と特建者との関係についてどこまで具体的に進んでいるのかちょっとお聞きしておきたいと思うんです。 30: ◯貫井開発課長 権利者総数についてでございます。昨年の11月20日の申し出期間における権利者数という形で12月の委員会にもお示しした数字を本日またお示しをしたところでございます。1月に予定しておりました土地物件等の調書につきまして、現在3月の段階にずれ込んでおりまして、現在土地建物等の確認とそれに伴います押印作業を進めているところでございます。現段階での人数等につきましては、最終的にその確認、押印が終了した時点で確定をいたしますので、近々には数字が確定できるだろうということで先を進めているところでございます。  それから、管理運営形態等につきましては、施設等の配置の関係が当然出てまいります。先ほどの資金と床の関係等がありまして、どの程度の構成になるかというところも現在検討しているところでございます。このような状況におきまして管理形態等につきましては、当然どのような形が一番いいのか、また将来のコストがかからないかというところも含めまして、今後とも権利者と良好な形態を決めていきたいという形で考えております。現段階で最終的にどういう形になるのかというのは、まだ決まっておりません。  推進業務と全体事業費の絡みで再鑑定という形の御質問をいただいております。これにつきましては、土地等の鑑定評価を行っているところでございます。先ほど御説明の中で1月20日に土地評価等の審査会の承認をいただいたというような形もございます。これにつきましては、評価基準日における土地評価が最終的な補償の確定という形になる関係から、その11月21日時点の土地鑑定等の作業を行いまして、1月20日の再開発審査会の方で御審議、御承認をいただいたという形の事務になります。  従後資産につきましては、当然再開発事業ですので、従前と従後という形がございます。従前につきましては、現在の資産、土地建物工作物等がどのような状況になっているのかというその資産評価、それから従後につきましては、当然再開発ビルに権利を移すということになりますので、再開発ビル自体がどのような収益があるとか、どのような価格になるのか、そういうトータル的なものを従後評価の中で行いまして、従前と従後を行っていくという作業で今回発注したところでございます。 31: ◯安部都市整備部参与 私の方からは不燃公社の関係につきましてお答えいたします。まず覚書についてですけれども、この事業の推進に当たりまして、不燃公社のノウハウを反映させることが必要であるというふうに判断いたして、平成14年8月に覚書を結んでおります。これを受けまして、不燃公社に対しまして14年度と15年度に事業推進業務委託、今年度権利者調整支援業務を委託しております。覚書の内容の中で、こうした事業全体のコーディネート、そういった権利者調整、商業計画がありまして、そういった全体の事業のコーディネートの役割を果たしていただくとともに、今御指摘の特定建築者との関係については、覚書の中では条件整備を進めるという位置づけになっております。この覚書が基本となって、現在までこの覚書が生きているというふうに御認識をいただければよろしいかと思うんです。したがいまして、まだ条件整備を進めるという分が生きているということでありますので、その後改めて何らかの覚書を結んだという経過はありません。 32: ◯土井委員 権利者の数については、近々に確定できるというふうに言われたんですけれども、まだ正式に確定できていないんですか、きょう出された数字というのは確定された数字じゃないんですか。権利者の数ですよ、どなたが権利者であるかというのは変わる可能性があるんですか、改めてお伺いいたします。  それから、管理運営計画についてはまだであるということでわかりました。前回もはっきりは言われなかったですが、I街区については、そのビルの性格上、共有を基本に考えているというふうなお話があったんですけれども、そういうところでいいのかな。最終的には、どなたが出店されるか、持たれるかというところが確定していないということがあるんでしょうけれども、全体としてビルの営業なんかを考えると、共有にしていかないと、将来的にまずいんじゃないかなというふうに思うんですが、改めてそこを教えてください。  それから、鑑定評価再算定と従後資産の関係です。今年度予算化された委託料の関係ですけれども、そうしますと、権利者の方が持っている資産の額というのは11月に評価基準日があり、その時点で出ているわけですよね。権利者の方の従前の資産の額というのは出ているということでいいんですよね、そういうふうに理解するんですが、それでよろしいんでしょうか。  従後資産の再評価委託の関係ですけれども、ちょっとよくわからなかったんですが、ビルに入ってどのくらいの収益があるかということとか、ビル価格、床価格等もこの内容になるんですか、もう一度ここの説明をお願いしたい。よくわかりませんでした、教えてください。  不燃公社との覚書との関係ですけれども、現在正式に文書としてあるのは、この14年8月の覚書であり、それ以降のものは業務委託契約書であるということですね。そうすると、覚書の中では不燃公社をI街区の特定建築者とするということはないわけで、それはまだ正式な形の約束にはなっていないという理解でよろしいんでしょうか。それとあわせて、そうしますと、この間のアンケートの結果を見るとII街区の地下1階を持つという前提で特建者を公募するという中で、価格等にもかかわってくるんでしょうけれども、I街区については不燃公社ですよというふうなことになると、市にとって条件が厳しくなるのかなあというふうに思うんですが、そこら辺については、それでもやっぱり不燃公社の方にI街区を特定建築者として入ってもらうというおつもりで話は進められていくのかどうかを改めてお伺いしたいと思います。 33: ◯高根都市整備部長 1点目の権利者数の関係でございますが、12月の委員会の際にお示しした権利者数につきましては、相続等が発生した場合等が考えられますので、まだこれについては確定ではございません。最終的な確定は押印をもっていたしますと、たしかお答えしたかと思います。現在この土地物件調書の押印作業中でございますので、それで先ほど来答弁したような内容になっております。 34: ◯安部都市整備部主幹 従後資産についてお答えいたします。従後資産にかかわる鑑定の中身ですが、これはI街区及びII街区における施設建築敷地、施設建築物、それぞれのビルをつくった際の従後の資産が幾らになるか、このようなものを評価基準日における額として算定を求めたという経過でございます。 35: ◯安部都市整備部参与 私の方から不燃公社の関係についてお答えいたします。特定建築者につきましては、資料2のスケジュールのところにあります権利変換計画認可、これはことしの7月を目標としておりますが、この後に、ことしの秋にかけまして募集をするという予定を組んでおります。したがいまして、特定建築者については、この段階で決まるということですので、先ほど申し上げましたI街区は不燃公社の方向で、II街区は公募でというのは現時点での市の方向性ということで御理解をいただければと思います。今回民間事業者の意向調査結果もありますので、先ほどの市の方向性を基本としながらも、この結果を踏まえまして、今後どういった形で募集をしていくのがよりよい形かというのを検討していきたいというふうに考えております。 36: ◯土井委員 最後の方から、特定建築者と不燃公社の関係ですけれども、そうしますと、I街区についても公募手続はとるという理解でよろしいですか、それについて教えください。  それから、この間、市長の見直し方針との関係で3月末までに基本的な方針を定めるということで、主としてII街区の4~5階のあり方を対象に見直し方針が定められると思うんですが、それが決まっても先ほど来話題になっていますI街区にどれくらい商業保留床が発生するのかというふうなこと等については、まだ具体的には固まらないということですか。それはII街区の4~5階の問題とI街区の商業保留床の問題は必ずしも関連しないというふうに考えてよろしいんですか。そこら辺はどういうふうな……。それともう1つ、市長方針の中で、例えば4~5階に公共施設を入れないという方針が出た場合に、II街区について、地下1階と4~5階を特建者に持ってもらうという前提で公募するということもあり得るんですか、それについてお伺いいたします。 37: ◯安部都市整備部参与 まず特定建築者の募集を公募で行うかどうかという御質問です。都市再開発法上、原則公募ということになっております。したがいまして、公募を基本に考えたいとは思っておりますが、不燃公社につきましては、非公募でも可能だというふうな位置づけではあります。したがいまして、公募なのか非公募なのかということは、今回の調査結果を踏まえまして、検討して定めてまいりたいというふうに考えております。  見直し方針との関係でありますが、今後見直し方針の方向性が固まった後に、権利変換計画をつくってまいりますので、その権利変換が固まった段階でどの部分が保留床になるのかということが定まってまいります。その中に見直し方針の結果も反映されてくるだろうというふうには考えております。権利変換計画の保留床の部分のうち権利者さんが増床する部分も当然ありますし、公益施設の部分ももちろんありますし、それから特定建築者に売却する部分も出てくるかと思います。そういった色分け、保留床のどの部分を特定建築者に売却する保留床とするのかについて、この権利変換計画の策定を並行して検討を進めまして、許認可後の特建者の募集の中でどの床を取得するという募集条件にするかというのを定めてまいりたいというふうに考えております。  I街区の商業保留床の発生の規模につきましても、先ほど来申し上げておりますとおり、見直しの方針であるとか全体の資金計画の確定、そういったものとの兼ね合いで定まってまいりますので、これにつきましても権利変換計画の策定の中で明らかにすることとなると考えております。 38: ◯海老沢委員 II街区についての、設計のやり直しといいますか、それを今年度やっていたと思うんですが、それはもう完成しているんでしょうか。それから、4~5階の計画している面積を教えていただきたい。設計が終わっているとすれば、4~5階の平面図といいますか、それだけでももし、委員会の方に資料として出していただければありがたいと思いますが、いかがでしょうか。 39: ◯貫井開発課長 修正設計につきましては、工期が3月20日ということで、現在完了検査を今月の末に予定しておりますので、成果品としてはできております。4~5階の面積でございますけれども、これは全体のうち、有効面積という形で御答弁をさせていただきたいと思いますけれども、4階、5階で1,410平米ほどになろうかなというふうに思っております。現在の事業計画段階で延べ面積、エレベーターとか階段、すべてそういうものを含んだ4階部分が980平米ほど、5階部分が740平米ほどになっております。  設計図書の図面の関係でございますけれども、先ほどもお話をいたしましたように、29日が完了検査ということになりますので、現段階で資料としてはお出しできませんけれども、今後その検査が終わった後-実施設計ですので、平面図等についてもかなり細かいことが種々書いてあります。そのような形で非常に見づらい部分もありますので、今後若干加工をいたしまして、大まかな配置、階段、エレベーター、そういう形の図面については、今後委員会の方にも御提出をさせていただきたいというふうに考えておりますので、そのような形の中で御理解をお願いできればと考えております。 40: ◯海老沢委員 先ほどからいろいろな方の意見・質疑を聞いていますと、大分日程的に厳しい状況だと思うんですが、市長はこうした公益施設の見直しということを以前言っていらっしゃったようですが、実施設計ができ上がって、そこをもし、考え方を変えてやり直すというと、また、設計の見直しという可能性はないのかということを心配するんです。3月中に市長の方針といいますか、それが決まるというふうに都市整備部では考えていらっしゃると思うんですが、この部分については、実施設計まで終わっているとすれば、設計自体をいじるというのは今後のスケジュールを見ると大変厳しいと思うんです。そういったことについての心配はしていらっしゃらない。つまり、大幅な変更というのはないだろうという前提で進めていらっしゃるんじゃないかと思うんですが、その辺の見解を……。 41: ◯高根都市整備部長 先ほど来述べておりますように、見直しの内容によっては、いろんなところにいろいろ影響が出てまいります。先ほど土井委員の方からは、4階、5階の公益施設をもしなくした場合というような御発言もございましたが、こういった場合には都市計画変更が必要であろうというふうに、私どもは考えておりまして、そうするとまた一定の時間が必要だ。市長には、このような所要の条件、こういった場合にはこのような影響が出ます等のお話をさしあげているところでございます。 42: ◯森下委員 見直しの方針を3月中に定めて、4月には再開発審査会で議決をして、5月20日を目標として縦覧の開始という流れの中で、非常にタイトなスケジュールだなあと、私も感じているところでありますけれども、可能な範囲で見直し作業をするというのも鋭意努力をしていただきたいということを最初に申し上げます。市長が見直しの指示を出しておられますので、その経過、過程をどのことが可能なのか可能でないのかも含めて、市民や議会につまびらかにしていくという手続が重要なんだろうというふうに思います。  市長が、補正予算のときにも、とり得る-正式な言葉は忘れましたが、とり得る複数案を議会等に示したいというふうにおっしゃったかと思います。これは間違いないんですか、それを一つ確認をさせてください。  今、見直しをしているというのは都市整備部の御答弁ですが、これは公益施設をどうするかということも含んでいますから、都市整備部だけのお話でもないのではないかと思いますので、この見直しをする庁内の機関というのはどこになるんですか、それを教えていただきたいと思います。 43: ◯高根都市整備部長 1点目の、市長の御発言でございますけれども、これについては、私どももちょっと議事録を確認してみないと、何ともここでは申し上げられないところでございます。  2点目の見直しの庁内機関ということでございますけれども、おっしゃっているのが、例えば見直し検討委員会のようなものであれば、今のところはそのような組織はございません。 44: ◯森下委員 市長の御発言ということでは議事録の確認をぜひお願いをします。私もいたします。確かに複数案を議会に示すというふうにおっしゃったと記憶しております。見直しを検討する組織はないということで、これは市長に検討組織をつくっていただくようにお願いをしなきゃいけないということになるんですかね。その必要があろうかと思います。これはこの場で指摘をしておきたいと思います。  先ほども佐々木委員からも御提言がありましたけれども、進捗にあわせて議会等への情報の提供をお願いしたいということも私も同感ですが、さらに全員協議会とかそういうふうな丁寧な情報の提供が欲しいと思います。  それと、1点は要望で、市民説明会をしていただきたいと思います。これは30日までにやるのかという発言でありますけれども、4月の再開発審査会の日程がまだ決まっておらないということでありますから、その前あたりまで視野に入れた説明会ができるんじゃないかと思うんですが、これはいかがなんでしょうか。  他の委員さんからの御質問があったので、大分わかってきたこともありますので、次に進みたいと思うんですけれども、この参画意向調査の結果の件でお尋ねをしたいというふうに思います。先ほど来の質疑を聞いておりましたら、I街区の特定建築者については、不燃公社でなお考えているのか、まだそれが検討の可能性もあるのかというあたりが、私にはちょっとまだ流動的な印象を受けました。それで、ここの資料の参画希望件数としまして、I街区、II街区合わせての参画というのが5件ありましたが、I街区に関しての参画ということのお答えの中に、不燃公社さんが入っておられるのかなというふうに見まして、そのうちI街区の住宅床と商業床の両方についての参画の意向があるのが6社あって、また商業床については1社あるというふうなことですので、この1社及び6社の中には不燃公社は入っておらないという理解でよろしいんですか、それをお聞きしたいと思います。  質問が重複するかもしれませんが、申しわけないんですが、この段階でのII街区に関する調査は地下1階の約700平米の床の取得の条件で調査をなさったとの理解でよろしいんです か。さらに今度見直しということで、どこまでが可能かわかりませんけれども、II街区の方はさらに面積が動く可能性も残っているのかなと思いますので、それをちょっとお聞きしたいと思います。 45: ◯安部都市整備部参与 私の方からアンケート調査、特定建築者に関する意向調査についてお答え申し上げます。今回の調査の対象の中に不燃公社も含まれておりまして、不燃公社の意向としては特定建築者としての参画の検討は当然可能だというお答えをいただいております。これも従来から御説明しているとおり、I街区について、特定建築者に意向があるというお話をいただいておりまして、また住宅床の取得を考えているという話をいただいておりますので、それがアンケート結果の中にも反映されているということで受け取っていただければと思います。今回のアンケート調査の実施時期が今年の1月から2月にかけてということで、市長が着任する前ということで、調査については、現行の形についてどうなのかというような質問をしておりますので、今回見直しの方向性が固まり次第、また個別によってそこら辺の意向については確認はしていきたいというふうに考えております。 46: ◯高根都市整備部長 先ほどの私の答弁の中で若干舌足らずの部分がございましたので、補足をさせていただきます。先ほど見直しの庁内の検討組織、何とか委員会等のものはないというふうに申し上げたところでございますが、そういう組織はございませんけれども、関係するセクションがおのおの、ないしは共同で協議、市長との協議も含めて、今対応を行っているところでございます。それで、全協ないし市民説明会は、見直しされた場合というふうに理解をしておりますけれども、これにつきましては、御意見として承りたいと思います。 47: ◯森下委員 見直しに関する名称のついた検討組織はないということでしたけれども、そういう横断的なところでやっていると、当然かと思いましたけれども、わかりました。市民説明会についてはぜひとも開催の方向で御努力をいただきたいと思います。  I街区の不燃公社の意向というのはわかりました。この住宅床プラス商業床の御意向を不燃公社は持っていないということでわかりました。II街区につきましても、前任者における状況の中での調査だったということですので、今後見直しの方針が定まった段階ではまた公募等の手続の前にさらに調査をなさるんでしょうか、それについては1点お聞きをしたいと思います。 48: ◯安部都市整備部参与 見直しの方針、方向性が固まり次第、公募の時期が、権利変換計画認可がこのスケジュールでいきますと7月ごろになりますので、それまでの間、募集条件、どういうふうな形で募集するかを固める必要がありますので、その前の段階で見直しの方針を基本として、このような調査をするかどうかは別にしまして、再度意向の把握はしてまいりたいというふうに考えております。 49: ◯森下委員 できるだけ市の負担の大きくならないような方向で事前の調査を十分にしていただくということは、お願いをしておきたいと思います。 50: ◯浅野委員 今、森下委員の質問で、市民参加と出てきて、市長の方から見直しがあればする場合もあると、市民参加でいろんなことを説明していくんだという話があったんですけれども、一番大事なのが、今あそこに住んでいる方、地権者、借家人、大変不安がっていまして、坂口さんが市長になってからあそこを見直すという形で新聞記事も相当出たし、議会でも取り上げるということでありまして、それについて担当としては地権者とか借家人の人たちにはどういう説明しているんですか。大変不安がって、何人も来られるんですけれども、私の方も、市長からどういう見直しをするというのも聞いていないなと。ただ公民館を向こうに持っていって、市が買うんだというような、新聞記事で見ただけですから、具体的に何を-これからだれかを呼んで話を聞くんでしょうけれども、その辺のところはどうなっているのというのと、それからもう1点、一番大きいのは、II街区は西友ですよね、I街区は大口のキーテナントなんですけれども、この大口のキーテナントの件というのはうわさでは聞くんですけれども、どうなっているの、どうなっているのと、ほかの議員から聞かれるんだけれども、私は何にも知らないんで、大口のキーテナントさん、何かあったんですか。もし、あったんだったら教えてください。 51: ◯安斉委員長 固有名詞は……… 52: ◯浅野委員 済みません、──と言ったのは、記録から削除してください。大口のキーテナントとしてください。 53: ◯安斉委員長 それはそのようにいたします。 54: ◯安部都市整備部参与 初めの見直しと権利者さんの関係でありますが、確かに御指摘のとおり、見直しというお話が報道等されて以降、事業がどうなるかという不安の声もこちらはお聞きしております。地権者さんに対しましては、既定のスケジュールは基本にというお話もして、見直しの方針も固まり次第できるだけ早くお示しするというお話もしておりますので、現段階ではそういった対応をしております。現在権利変換計画策定に向けた大詰めの段階に差しかかっておりますので、権利者さんの不安を極力取り除くような形で交渉はしていきたいというふうに考えております。  個別の権利者さんのお話につきましては、今申し上げましたように、現在権利変換計画策定に向けて、かなりタイトなスケジュールの中で大詰めの交渉を迎えていますので、現段階で個別の権利者さんの状況について、お答えは差し控えさせていただきたいと考えております。 55: ◯浅野委員 初めの方なんですけれども、権利者、地権者、借家人とか、権利を持っている方はいますよね。今聞いていたら、既定のスケジュールは基本としてやっていくんだと、見直しがあった場合には説明すると、だけど今は権利変換計画の作成中なので、何とか交渉していきたいと、何かよくわからない。ということは、やっぱり市長がびしっと出してくれないから、結局あんたたちも動けないわけでしょう、どうやって動いていいんだかわからない。結局あそこにみんないるだけであって、動けないんじゃない。何人いるか知らないけれども……。そうでしょう、税金のむだ遣いなんだ、はっきり言って。ということは、市長がはっきりした基本を出してくれないから、皆さん動けないということじゃないの。  ですから、一番不安がっているのは、今まで積み重ねで地元に来ていた話が、全部ここでとまったと。保谷高範でなくなって坂口さんになって見直しをすると、はっきり出ているわけだから。ましてや、公民館はもとに戻すと、あそこのあいたところは民間に売ると、新聞記事に出ているんでね、本人がそうおっしゃっているんでしょうから。そういうことであれば、やっぱり地元は不安なんですよ。ですから、あなたたちが話を持っていったって、いい話が出てこないはずですよ、はっきり言ってね。全体の市民参加も結構だけど、一番迷惑をこうむっているのはそこの人なんですよ、結局は。市民参加、市民参加とよく言っていらっしゃる方がいるけれども、じゃあ、そこの中の方たちはどうするのということは全然言ってくれないのね。そういうことを、地元の人たちから聞いていますので、私はなるべくそこに入りたくないんですよ、入るとやけどするのわかっていますから。でも、あなたたちが動けないというのはそこにあるんじゃないのと聞いているんですよ。市長がちゃんと指示を出してくれないから、見直し、どうするんだというのをやってくれないから、市民参加もできなければ、この人たちに対しても説明もできない、みんな不安がっている。ましてや、今大きなキーテナントと言ったところも、今の段階じゃお答えできませんよというんですけれども、うわさではそういう話はどんどん出てくるんですよ。どこから出てくるのかなと思うと、私は地元で知らないんだから、きっとそこから出ているはずなんですよ、そっちから。うわさがどんどん出てくるんだから。私もきょうも言われて、わかりませんと、「地元で、キーテナントさん、何か大変みたいね、どうするの」って、1人じゃないんですよ、何人からも言われているの、議員さんから。私は何にもわからないので、今、聞いたら、言えないと。それは確かにそうなんでしょう、プライバシーのことがあるんでしょうけれども、これは大きな問題だよね、考えたらね、もし、何かあったとすれば。そういうことだって、何で言えないのと。これだって、結局早く見直ししてくれないから、市長の方から指示がないからでしょう。これまた別なのかなと思っているんだけれども、どうなっているのというのがあるので、その辺について、部長、まとめて答弁してほしいんですけれども、きのうみたいな薄いだとか厚いのはやめてね。 56: ◯高根都市整備部長 先ほども参与の方から御答弁いたしましたように、今回の市長の見直しという御発言によりまして、地元の地権者さん及び関係者にかなり動揺ないし不安が走っているというところは、私ども担当も十分理解をしているところでございます。その中でまだ現時点で見直し案というのが具体的に出ておりませんので、地権者さんにつきましては、スケジュールどおりに進めるという形で、今見直しの案が早急に出る予定であるから、その辺、余り不安のないようにと、お願いをしているところでございます。 57: ◯浅野委員 担当の方とすれば、不安がないようにということは、スケジュールどおりいくでしょうというふうに、私は理解して終わります。
         〔「議事進行」と呼ぶ者あり〕 58: ◯佐々木委員 先ほど浅野委員の質問中に、大口地権者の話だったんですが、私、非常に気になっているのは、浅野委員も言われたように、確かにいろんな話が入ってくるんですけれども、従来私たちが説明を受けている内容と変化があるんであれば、変化の部分だけでも開会中でまずければ、休憩中にでも一応聞いておかないと、後から-いつも言われている情報公開だとか、事前説明がないとか、説明責任を果たしていないとかという御議論になるんではないかと心配しておりますので、その辺について委員長の方で整理いただきたいと思います。 59: ◯安斉委員長 暫時休憩いたします。                  午前11時51分休憩    ────────────────────────────────────                  午後1時3分開議 60: ◯安斉委員長 休憩前に引き続き委員会を再開いたします。 61: ◯高根都市整備部長 先ほどの佐々木委員の議事進行についてでございますが、現在、私ども権利変換計画案の作成に向けて精いっぱい努力しているところでございますが、大変微妙な時期に差しかかっております。そういった意味で個別地権者さんの動向につきましては発言を差し控えさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 62: ◯佐々木委員 ただいまの部長の発言については了としますが、ただ、いろいろと大変御苦労されている状況なので、議会に対してもできるだけ速やかな形で、変更等がありましたら御報告いただきたいことをお願い申し上げまして、私の議事進行は撤回させていただきます。 63: ◯安斉委員長 質疑を続けます。 64: ◯岩越委員 私もこの委員会は今回が初めてでございますので、確認を含めて質問をさせていただきます。2月19日に市長から見直しのヒアリングを受けたと、そしてスケジュールは守ると、ということは、今るるこの委員会で御説明がありましたけれども、計画どおりに進めていくということで確認させていただきます。  それと市の負担は極力抑える、ということは見直しによって市の負担が減るような見直しをしてほしいというふうに受け取れるんですけれども、その理解でよろしいでしょうか。それで、きょうの質疑の中で保留床等々がどのくらいになって、どういう事業を進めていくのかということも、今回の見直しによって、どれだけの影響が出て、全体資金計画にもこの見直しがどうかかわってくるのか、それが出ないと何とも言えないというふうに私は理解したんです。それだけ重要な見直しで、駅前開発にウエートが置かれているんだなと理解させていただきました。  補正予算の審査のときに佐々木委員の質問の中で、変更した場合、床単価に影響が出るのか出ないのかも検討、権利変換に影響を与えない範囲内で見直ししていきたいと、タイトな計画であるけれどもタイムスケジュールとして3月20日ごろまでには図書館・公民館の結論を出さなければならないだろうというようなお話も出ておりました。現在市長から指示されたスケジュールは守り、なおかつ市負担は極力抑えて、その上での見直しというのは、20日ごろをめどにというふうに、公民館も含めて、公共施設を含めて予定を立てて実行していらっしゃったと思いますが、現在の段階で市長の指示どおりのような範囲内で見直しを提示できたのかどうか、現場として。ここのところを見直しすれば、市の負担は極力抑えられて、なおかつスケジュールには影響ないですよと、そして全体的な権利変換等々の影響も与えないですよということが提示できたのかどうか、この3点を確認させてください。 65: ◯高根都市整備部長 3点、それぞれ関係いたしますので、まとめてお答えいたします。市長の方から与えられた条件の中で、現在見直し案というのを私ども検討させていただいております。それにつきましては市長と適宜協議をさせていただいております。ただ、今の段階で、結論は出ていないという状況でございます。 66: ◯岩越委員 今の御答弁をそのまま受け取らせていただくと、市長の指示どおりの範囲内、また要望どおりに見直し案が、それが許可が出る出ないは別として、一応提示することができたというふうに解釈してよろしいんでしょうか。 67: ◯高根都市整備部長 見直し案につきましては一定の条件のもとで作成をするものでございますけれども、当然見直しによりますメリット・デメリットというものがございます。そこで、その案ごとにそういったものも含めて市長には御説明しまして、また市長の方からはこの辺はどういった工夫ができるのかというような投げ返し等もございまして、現在その作業中だということでございます。 68: ◯岩越委員 今のメリット・デメリットも含めて提示をして、市長とそれらについて検討しながら結論を出していく、市長の結論待ちだということでよろしいんでしょうか。 69: ◯高根都市整備部長 市長の結論待ちかどうかといいますと、言いかえれば、まだ市長の意に沿った案が出ていないのではないかというふうに私どもでは考えております。 70: ◯岩越委員 大変、どう理解していいかわからないんですけれども……。ということは、我々普通の人間で考えますと、見直しくださいと投げかけた、そして見直し案が出てきた、でも私の見直しとはちょっと違うからもう一度見直ししろと、そんなような感じなのかなというふうに、これはどなたにも御答弁いただくようなことではございませんので、私の方は、そういうふうに理解させていただきまして、質問を終わります。 71: ◯鈴木(久)委員 補正予算の特別委員会で開発について質問があったときに、再開発課長から順調に進んでいますというお答えがあったわけですね。それは私、正直に信じていますのでそういう理解でいいのかどうか。再度お伺いしたいと思っています。  坂口市長はこの再開発については、必要性を強く主張しています。そして早期の実現を目指すということで本会議でも答弁なさっているわけです。で、見直しがあるということは今ずっとお聞きしたんですが、早期の実現を目指すためにその指示を再度しているというふうに私は勝手に理解しております。私の方としては、早期に実現を目指して担当部長が頑張っていただくように望みます。  その上で、私は、駅前の広場を含めた再開発については、まちづくりの一つのきっかけにすぎないというふうに常々主張しておりますし、これからも主張していこうと思っています。その中で、都道233号線の整備、これは練馬区との協議も当然あるということで示されてい るわけですね。部長の方にその辺のところの協議を今後並行して進めていかれるおつもりなのか、お聞きしたいと思います。都市計画街路の3・4・16と3・4・12の整備について、これも今まで提起されていたんですが、3・4・12の方が、まだ一部地権者と買収の交渉になっていないということの説明があったわけですが、順調に進むということになれば、21年に駅前広場がオープンするということなんで、今からでも協議を進めていきまして、この辺の整備を進めていかなければいけないのじゃないかと思っているので、その辺の御見解をお願いしたい。  それから商店街、これも指摘があるんですが、既存商店街の再構築をしていく、これも一つのきっかけとして考えていると、前市長もおっしゃっていた部分があるわけですね。この再開発を進めていく上において、この辺のところも十分協議をしていく必要があるんだろうと。地元地権者、商店街の皆さんとどういうまちづくりを、この再開発をきっかけにしていくのかということも考えていかなければいけないだろうと思っております。その点についてどういう方向で、このまちづくりに進もうとしているのかということをお聞きしたいと思います。  都道233の商店街の部分の道路の安全性、再開発が進んで街路もできてというところにな るんですが、この日本一怖い道路と言われている部分の解消がどういうふうに図られていくのかも教えていただければと思います。 72: ◯高根都市整備部長 まず予算特別委員会での課長の発言の件でございますけれども、たしかスケジュールどおり進んでいるのかという御質問に対して、おおむねそのように進んでいるというような答えであったと記憶しております。こういった事業でございますから、当然のことながら課題は山積みでございます。私どもからすれば大きい課題、小さい課題ございますけれども、それぞれの地権者さんにとりましては皆様方の生活がかかっている問題でございますので、それぞれが大きな課題であろうというふうに認識をしております。それを今1つずつお話し合いをさせていただきながら解決をしていっているという状況でございます。そういう意味におきましては、現在スケジュールということを守って進めているという段階でございますので、前回の発言はそのような意味で受け取っていただければと思います。  都道233それから都市計画道路3・4・12等の関係でございますけれども、この辺に関し ましては、従来も東京都といろいろと交渉しまして、なかなか難しいところもあるという話は伺っております。特に3・4・12ですか、こちらにつきましては東京都の予算の関係があって、当初の予定よりも進捗がおくれているといった話は聞いております。私どもとしましては、引き続き東京都とはいろいろと交渉を持ちまして、お願いすべきところはお願いしていくという姿勢でおります。  また、都道233の交通の安全性の関係でございますけれども、今回再開発事業に伴いまし て駅前広場が完成いたしますと-現在かえで通りの拡幅が進んでおりまして、今ちょうど233との交差の部分も拡幅作業に入っております。私どもとしましては駅前広場ができて、 かえで通りが拡幅されますと、こちらの方にうまく車が流れていく、さらに調布保谷線ができてまいりますと、そちらの方にも分散されるというところで危険性が減ってくるのではないかという理解をしているところでございます。  商店街振興との関係については、当然私どももこの再開発事業を進めることによって、地域ににぎわいのあるまちづくりといったものも進めてまいりたいと考えているわけでございます。そういう意味では私どもとしましては、まちづくりの観点からそういった形の協力ができるところはいたしますし、また担当セクションであります市民生活部にも協力を求めてどういうことができるのか、また検討していきたいと思っております。 73: ◯鈴木(久)委員 スケジュールは順調に進んでいるということで御理解くださいと、当然課題は多々あると、これは当然の話だと思うんですね。権利者がいて生活をしていると、そこを開発していくので、これは当然のことなんで、これは私が質問する前にいろいろ皆さんが質問したことで十分理解しておりますので、今後も引き続き努力していただきたいというふうに述べさせていただいて終わります。  都道233なんですが、中町の信号までは東京都は拡幅するということで、買収も一部進ん でいるように思います。それから保谷駅に向かっては計画はないということで理解しているところですが、私としては、再開発はまちづくりの一つのきっかけというふうにとらえております。233号線は駅に向かって当然整備されていく必要があるだろうということで、再三 再四この委員会でも言っておりますので、これからもその辺の重大性を認識していただいて、まちづくりに十分力を発揮していただきたいというふうに要望をしておきます。お願いいたします。  都市計画街路の方はわかりました。予算の関係でおくれているということですね。これは都と引き続き交渉して、時期がおくれないように整備していただければと思います。  商店街の再構築について1点お聞きしたいんですが、最初の計画はもっと大きかっただろうと思うんですね、再開発の規模が大きかった。あの辺の全体のまちづくりをしていくという最初の話があったと思うんですね。それが、一度消えて規模が小さくなった。それでまたここのところで0.7ヘクタールという、本当に駅前の部分しかなくなってしまったんですね。まちづくりに対する開発が、当初の計画ではもっと大きな意味でのまちづくりを望んでいたというふうに思っていますね。この辺の最初の思いと今の実際の0.7ヘクタールとの乖離が 大分あるだろうと思うんですね。ここのところについては、地元住民の皆さんの理解を得ていくためにも、きちんとしたまちづくりの方向性を示していかなければならないと思っているんですね。その辺のことについてこれからの計画だとか、思いというものがあるんであれば、お聞きしたいと思っています。 74: ◯高根都市整備部長 商店街の関係でございますけれども、委員御指摘のように本再開発事業は二度の見直しを経て、現在の規模まで縮小されております。この経過の間にはそれぞれの地元の商店街の皆さん方のいろいろな思いが込められているということも私ども十分存じております。それで、今後につきましては、まずは再開発事業を成功させて、安全性を確保した上で、しかるべく商店街の再構築をどのようにやっていけるかといったところを検討してまいりたいと考えております。 75: ◯鈴木(久)委員 要望して終わりたいと思いますけれども、保谷駅を使う市民の一人として、私の思いでは40年くらい雰囲気が変わらないんですね。建物は変わっています、新しく。ただ、町の雰囲気は変わっていない。これは行政の汚点だと思っています。今再開発事業がここで進むということで非常に期待をしておりますし、新しいまちづくりで、この地域が西東京市の一つの顔となっていくことを望んでおりますので、一日も早くこの事業が終わることを要望いたしまして、質問を終わります。 76: ◯桐山委員 質問させていただきます。ただいま鈴木(久)委員の方から質問がありましたように、私自身も、この開発が優先というわけではなく、近隣の道路整備があっての南口再開発ということは常々申し上げているところなんですけれども、改めて確認ということで、質問させていただきたいんです。  この南口の再開発の当初計画の中で、特例債の取り扱いについての確認をさせていただきたいんですけれども、当初の計画の中では特例債の事業で南口再開発をするということだったと記憶しております。その経過の中で、国と都の補助金がつくことによって特例債事業から外したと、そしてその後公共施設適正配置計画の基礎編を出されていく中でスクラップ・アンド・ビルドの考え方に基づいて、再開発ビルの中に公益施設を導入という形で、特例債を使えるという形で現在に至っていた経過だったと思うんですけれども、この間市長が見直しということで、この3月末には方向性が示されると思うんですけれども、担当として、この一連の経過-特例債の取り扱いについてなんですけれども、市長にその一連の経過をすべて話していただいた中で、見直しの検討をされていると思うんですけれども、その辺市長に対してどのような説明を今までされてきているのか確認させていただきたいんです。 77: ◯高根都市整備部長 ただいまの御質問でございますけれども、市長に対しての説明の中で当然公益施設導入に係る特例債の関係、これについては御説明申し上げております。 78: ◯桐山委員 なぜその質問をしたかというと、私も常々事業推進の立場として、いち早く完成させるということで、特別委員会の中でも発言させていただきましたし、要望もさせていただいたということで、ある一定の理解を市長にもしていただかなければならない部分があると思うので、今どういう案が出ていてどういう検討をされているのかわかりませんけれども、このことにおいてはそういう経過を踏んでいるということを理解していただくように私からも、ぜひとも担当の方に強く要望という形でお願いしておきたいということです。私の立場といたしましては、是々非々という部分は置いておいて、今何が求められているかというと-浅野委員もおっしゃいましたように、私も地権者の方から市長がかわったことによる不安の声を聞いております。その不安をいち早く解消するために、先ほどから参与の方もおっしゃっておりましたように、いち早く市が方針を示して、一連の経過ということも視野に入れた中で早く見直しの方針を出していただいて、現場に足を運んでいただいて、不安を取り除いてスケジュールどおり進めるということが求められているのだと、私自身認識しておりますので、あわせて、間違いがないか確認をした上で質問させていただいたので、それは意見として述べさせていただきます。  質問が先ほどからある程度出尽くしているので、この場で質疑というものはありませんが、先ほどから出ておりましたI街区についての特定建築者、II街区もそうなんですけれども、不燃公社との覚書の中で、今の段階で不燃公社がI街区の特定建築者となるという決定までは至っていないということなので、できるだけ市の負担を抑えるという観点からも公募という形で進めていくべきではないかという意見を持っておりますので、その辺は要望とさせていただきます。 79: ◯猪野委員 2~3点質問いたします。事業推進のための重要な時期であるというふうに質疑を聞いていて認識をいたしました。その上で、スケジュール表、それから都市再開発法に関する質問をさせていただきます。1点目、スケジュール表を示されております。このスケジュール表上で、平成17年7月都知事認可後に特定建築者選定募集を行い、特定建築者を決定するということになっておりますけれども、先ほどの質疑の中で、特定建築者については公募を基本とするけれども、不燃公社は非公募でも可という答弁がありました。これをもう少し具体的に御説明いただきたいというのが1点。  それから、37名の転出の申し出がされております。これはこのスケジュール表にも平成17年9月に転出者に91条の土地・建物補償費を支払うというふうになっておりますけれども、この土地・建物の補償費以外に転出の申し出がされた以降、代替地の仲介等の協議はなされているんでしょうか。  再開発法上のことですけれども、権利変換計画書が評価額確定前に委託で作成をされております。それから物件調書、土地調査書も事業計画決定公告前に委託作成されておりますけれども、これが現在行われている事業に十分生かされているのかという観点からの質問です。 80: ◯安部都市整備部参与 初めに私の方から特定建築者の公募についてお答えいたします。都市再開発法99条の3におきまして特定建築者の公募に関する条文がございます。この99条の3の中では、「施行者は、国、地方公共団体、都市基盤整備公団」-これは都市再生機構ですが、「地方住宅供給公社、日本勤労者住宅協会その他政令で定める者を特定建築者とする場合を除き、国土交通省令で定めるところにより、特定建築者を公募しなければならない」ということとなっております。「その他政令で定める者」という部分につきましては政令の第40条の2というのがありまして、この中で、「地方公共団体が財産を提供して設立した民法第34条の法人で住宅建設の事業を行うもの」という条文があります。この部分に不燃公社が該当するということになりますので、公募によらないで、不燃公社が特定建築者となることができるというのが政令上、そこで読み取れるということになっております。 81: ◯貫井開発課長 転出者の代替地の協議ですけれども、仲介という御質問をいただきました。権利者で転出の申し出をされた方につきましては、代替地の要望等がありますれば、私どもといたしましても、一定の物件のあっせん、仲介等は行っていきたいと考えております。また現在東町四丁目に無料の駐輪場等もございまして、これについては代替予定地という形の中で、権利者さんにも情報を提供いたしまして、希望等があれば申し出ていただきたいという手続等も行っております。そのような状況で代替地等については精力的に取り組みをしているという状況でございます。  土地・建物の物件調査、以前の資料という形でございますけれども、この資料につきましては、調査段階が14年になっております。このような状況から評価基準日までの間、建物の内装を変えるとか仕様を変えるとか、そういうものは若干幾つかの建物があります。そういうものについては再度そういう改修部分の調査も含めましてやっておりますけれども、基本的には従前の資料を活用して現在土地・物件調書の確認、押印作業等を進めているという状況でございます。 82: ◯猪野委員 1点目の特定建築者に関する公募の件、政令上、問題ないということで理解いたしました。  2点目の転出者に対する土地等の要望、申し出に対することに関しては積極的にやっていくということでございますけれども、転出の希望が11月21日までであったわけですけれども、この間、次の申し出ですとか、希望というのは出されていないということでしょうか、もう一度答弁ください。  法律の解釈なんでしょうけれども-権利変換計画というのは法の解釈上は評価額の確定後に行うということ。それから物件調書、土地調査書についても、事業計画決定公告後と法解釈されておりますけれども、それであったとしても平成14年度につくられていたものを十分生かしているというふうに理解はいたしました。  1点だけ再質問をお願いします。代替地の要望申し出があったのかということです。 83: ◯貫井開発課長 現在権利者交渉を進めている中で、転出希望者につきましては、代替地の御要望をいただいております。その中で東町四丁目の代替地を希望される方については、4名ほどいただいております。これについては、面積が非常に狭いという状況もございますので、すべてを満足させるということにはなり得ないと考えておりまして、今後御要望者と種々の調整をさせていただいた上で所定の手続をとって処分していく形になろうかと思います。そのほか、代替地以外の御希望の部分については今後権利者さんとの協議の中で、いろいろと御要望等が出てくるのではないかという想像をしております。その中で、執行側としては代替地については精力的に取り組んで、権利者の生活再建ができるような取り組みをしてまいりたいと考えております。 84: ◯森委員 今まで御説明されてきたことで大分理解が進んできたんですが、まず最初にI街区の特建者の関係なんですけれども、不燃公社については、住宅床のみということでこれまで話が進んできていると理解をしています。そうしますと、アンケートの結果を踏まえて、それで再検討するということも視野に置いているやに御答弁されていましたけれども、I街区の方に商業保留床が出てくる可能性があるということも、今までの議論の中でもわかるんですけれども、そうすると商業保留床が出てきた場合に、不燃公社は特建者を受けるのかなということが疑問になってくるわけです。先ほど再検討も含めて、念頭に置いているという話の中では商業保留床が出てきてしまったら、仕方がないから不燃公社じゃなくて公募をするかというふうにも聞こえなくない。これはそういう解釈だと間違っているんでしょうか、この点、1点教えてください。  II街区の方なんですけれども、可能な限り市負担を少なくしてほしいという市長の御意向があるというふうに答弁があったわけですけれども、そうしますと、可能な限りの市負担というのは、どこの部分を言っているのか。いわゆる公益施設の負担まで含めているのか、あるいはそれ以外の部分での話なのかということですね。そして、それはそれぞれ全体の中でどの程度の金額、金額で出なければパーセンテージを上限として想定されているのか、そのあたりをちょっと教えていただきたいと思います。  II街区は流動的なんで確実なことは言えないと思うんですが、今後のランニングコストですね、施設維持経費。地下の部分がどうなるかによって動きますけれども、もしこれを市が何らかの形で取得するということになった場合、これは仮定なんで答えにくいと思いますけれども、そうした場合にはこのビルというのは西東京市と────の共有ビルということになるかと思うんで、その場合ランニングコストというのは、計算は、割合に出やすいのかなと、どういう考え方でいくのかということについて教えてください。  もう1点、II街区の上に図書館・公民館を入れるという現計画のままで地下を取得していただくような特建者を探すということになると地下の施設の出店規制がかかりますね。そうしますと、例えばアミューズメントというようなもの-要するに学校施設等に関して規制がかかってくるので、一定程度出店の制約が出てくると、その場合に特建者となろうとするものにとって、かなり支障が出るのではないかと思うんですけれども、今回調査された中にはその辺の項目は含まれていたのか。上に図書館・公民館が来ますよということで、この調査をされたのかどうか。以上の4点について伺います。 85: ◯安部都市整備部参与 私の方から不燃公社と特定建築者の関係についてお答えいたします。I街区の方の商業保留床と不燃公社の関係ですけれども、先ほど申し上げましたように不燃公社の方は住宅床の取得を希望しておりまして、商業床については希望されていないという状況になっております。このアンケート調査の中に、商業床について希望されている方もいらっしゃるのは確かではありますが、まだ具体的に権利変換計画等ができていない中での意向調査でありますので、見直しの方針であるとか、資金計画を固めていく、そういった条件が固まる中でどの部分が売却すべき保留床になるか定まってまいりますので、その辺を今回の調査結果を踏まえながら並行して検討を進めていきたいと思っております。今の段階で市の方向性としてはI街区は何とか不燃公社にと考えているわけですけれども、今後そういった計画が固まる中で、さらに検討は進めてまいりたいと思っております。  4点目の図書館・公民館とII街区の地下1階に関するアンケート調査での聞き方というお話ですけれども、今回の特定建築者の意向調査の中では、前提条件としましては現行案といいますか、4階、5階に公益施設、たしか図書館・公民館と入れていたかと思いますけれども、そういう前提で投げかけをしておりますので、地下1階についてはそれを見ていただければ、風営法等の関係から一定の業種の制限は出てくるということは民間事業者の方には、わかるようになっていたかと思います。具体的にはどういった業種を入れて特定建築者になっていくのか、その辺は業種の問題もありますし、具体的な募集状況の中での特定建築者が施行者側に支払う土地代であるとか、そういった全体のいろいろな条件の中で、募集に対して応募してくるかどうかは、民間事業者の方で最終決断していただくようになると思いますので、そういった全体の中で募集した場合に手を上げていただく方ができるだけ多く出ていただくような募集スキームにしていけるよう、今後検討を深めていきたいと思っております。 86: ◯高根都市整備部長 まず1点目のII街区の市負担の関係でございましたけれども、これにつきましてはいろいろなところに影響が出ますので、全体的に見てというふうに理解をしております。しかしながら、市長の方からは具体的に上限何%といったような指示はいただいておりません。  2点目のランニングコストの関係でございますが、市が取得する場合というところでございますが、従前、図書館・公民館を入れる際には、それまでの住吉公民館、下保谷図書館ですか、そのランニングコストの範囲内で考えるという方針で臨んでおりました。ただ現在は見直し作業に入っておりますので、そこのところまではまだ試算しておりません。 87: ◯安斉委員長 森委員に申し上げますが、先ほど固有名詞が出ましたので、その部分については削除という扱いにしたいんですけれども、よろしいでしょうか。 88: ◯森委員 1番目の不燃公社の関係ですけれども、どうもよくわからないんです。いただいた資料で不燃公社と種々協議をされているという経過はわかっているんですけれども、なぜ不燃公社なのかというのがまだわからない。確かに協議を進めていますけれども、これは14年8月1日の覚書、あるいはその後の業務委託契約の中で行われていることであって、覚書の1項の、双方特建者になるように努力するという項目以外にはないわけです。ですからこの項目を使って不燃公社に特建者になってもらったとして、どこにメリットがあるのかというのがよくわからないんです。これは以前から何度かお伺いしているんですけれども、まだ釈然としないという状態で、市財政も含めてどういうところにメリットがあるのかというのがよくわからないんです。しかも住宅床だけだから、商業保留床が出てくるような事態になると特建者としては使えないというふうな、今の状況ではそうです。ですから、先ほどからの御答弁で、覚書がありますから一概にここで完全にイーブンでやりますよという答弁にはなかなかならないのかもしれないけれども、その辺のところがよくわからない。なぜ住宅床しか取得をしないと言っているにもかかわらず、不燃公社ということを主張されているのか、ここがよくわからないんです。ですから最初にお伺いした質問に戻ってしまうんですけれども、これも明快な回答でなかったんで、住宅床を取得するという不燃公社が、商業保留床が出た場合に特建者となるということはないんですか。  II街区の関係ですけれども、一応今回のアンケートは現在の計画の全体像を示してとったということなので、当然不適合になるような業種が出るということは了解されているということで、その点についてはわかりました。  市負担を少なくという場合の負担上限、単にI街区、II街区とかそういったことだけではなくて、総体としてのコストダウンを考えているんだよということだったんですが、じゃあ今の計画の中で市の負担割合というのは全体の何%くらいになっていますか。  ランニングコストの件も、下保谷図書館、住吉公民館の現状のランニングコストの範囲でというふうなお答えはわかりました。 89: ◯安部都市整備部参与 初めに不燃公社の関係についてお答えいたします。不燃公社とは14年8月に覚書を結んでおりますが、その段階でこの特別委員会に、8月下旬ごろだったかと思うんですが、不燃公社との覚書について御説明はしているかと思います。そのときに不燃公社を選んだ経過について若干答弁をしているかと思いますが、その辺も含めまして御説明を申し上げます。特定建築者を選ぶ際に、通常の民間事業者というパターンと、昔の都市基盤整備公団、今の都市再生機構ですか、公団もしくは住宅供給公社であるとか、そういった公的なセクターを選ぶ場合と大きく二通りあります。民間事業者もしくはそういった公的セクターということになるんですけれども、公的セクターの場合、ほかのディベロッパーと比較しまして公益性が高いということもあるんですが、固定資産税等はかかりますが法人税は納める必要はないと、そういった関係で、通常住宅を原価で取得した後に販売する際に、販売コストが民間事業者よりは安くなるということも踏まえまして、そういった公的セクターの中からこの事業に関心のある方はいないかということで探した経過があります。当時都市基盤整備公団であるとか、東京都の住宅供給公社にも声かけしたりした経過はありますが、結果としてこの事業に対して前向きだったのが不燃公社となっております。そういった経過を踏まえまして、不燃公社に事業協力をしていただいたという経過があります。  住宅だけではなくて商業床とセットの場合、特定建築者になることはないのかという御質問でありますが、これも全体の募集条件、募集の仕方によってどうなるかということがありますので一概には言えないと考えてはおりますけれども、募集の仕方にもよるんですが、不燃公社は住宅とは言っておりますが、例えばII街区の商業保留床なり、I街区にもし発生した商業保留床なり、そういった取得意向のある別の方がいらっしゃれば共同で手を上げていただくとか、そういったこともほかの再開発の事例でもあるものですから、そういったこともケースとしてはあり得るとは考えております。いずれにしましても全体の募集条件、募集の方法によりまして、手を上げていただけるかどうかという最終判断はそれぞれの方に任せられますので、こちらとしましてはできるだけ手を上げていただけるような募集のあり方をまとめていきたいと考えております。 90: ◯高根都市整備部長 市の負担割合の関係でございます。現在の計画で何%かということでございますけれども、この再開発事業に伴いまして市から出るお金というのは、大ざっぱに言いますと、補助金の部分と駅前広場をつくる公共施設管理者負担金の部分がございます。これは一般的に第一種市街地再開発事業では、どこの地区でも必ず一定割合で出るものですから、今回南口地区で特殊な要件というのは、図書館・公民館を-公益施設として市が保留床を買い取る7億円ということになります。これが従前御説明しておりますように合併特例債を使う関係もございまして、実質的に2.3~2.4億円くらいになると思うんですけれども、それが昨年お示ししております事業計画93億の中の2.3ないし2.4億円、これが純然たる市の負担になると理解をしております。 91: ◯森委員 不燃公社の件ついては御説明はわかります。以前にもお伺いしていることなんですけれども、ちょっと前後の関係が私の記憶が鮮明でなかったのでお伺いしたんですが、不燃公社との覚書を交わす前後だったと思うんですけれども、商業保留床、II街区も含めて一括して特建者にという話があったものですから、それとの関係はどういうふうなものだったんだろうなと、資料を当たればわかるので、それは後で自分の方で確認はしておきますので、今の御説明はそのままお受けしておきます。  そうしますと、市長の言っている「可能な限り市負担を少なく」ということで言えば、この2.3億から2.4億円くらいの金額をどういうふうにするかというふうなことで指示をされているという受けとめ方でよろしいんでしょうか。 92: ◯高根都市整備部長 私ども担当といたしましては、この金額より少ない負担でというような御意向だと理解をしております。 93: ◯森委員 大体私の方で伺わなければいけない点は伺いましたので、私の質問は終わります。 94: ◯安斉委員長 ほかに質疑はございませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 95: ◯安斉委員長 なしということでよろしいですね。  提出されました資料についての質疑は終了いたします。  先ほど質問の中で佐々木委員の方から、市長に対して質問したいという御発言がございましたけれども、ここで市長をお呼びした方がいいかどうかお諮りしたいと思いますので、暫時休憩をいたします。                  午後2時1分休憩    ────────────────────────────────────                  午後2時3分開議 96: ◯安斉委員長 休憩前に引き続き委員会を再開いたします。  ここで市長をお呼びしたいと思うんですけれども、いかがでしょうか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 97: ◯安斉委員長 異議なしと認め、市長をお呼びすることにいたします。  暫時休憩をいたします。                  午後2時3分休憩    ────────────────────────────────────                  午後2時17分開議 98: ◯安斉委員長 休憩前に引き続き委員会を再開いたします。  市長に出席いただきましたので、委員の皆さんの質疑を続けます。 99: ◯稲垣委員 それでは、基本的なことを何点かだけ市長にお尋ねをさせていただきます。  3月中に再開発事業の見直しについて結論というか、方向を出すということですが、具体的に担当課の方にはどのような見直し点を御指示されているんでしょうか、まずこの点を先にお伺いをさせていただきたいと思います。また、お答えによって二、三質問が出るかもしれませんので、そこからひとつお願いいたします。 100: ◯坂口市長 先ほどの質疑でも出ていたように思いますけれども、まずスケジュールをきちんと守るということが第1点です。これが行われませんと再開発全体に大きな影響を及ぼします。また、関係者の方にも御迷惑をおかけするということになろうかと思います。もう1つは、市の負担を極力抑えるということですね。大きく言いますと、特例債の分も含めてということになるわけでございますが、事ここまで再開発事業が来ておりますと、やはり市の負担、持ち出しを極力抑えると、そういう方向。それから、これは特別今までの指示の中には含まれておりませんけれども、私の思いとしましては、やはりこれからの市民のニーズにこたえると、そういう事業でなければならないという、そういう3点です。指示をしておりますのは前の2点ですね。 101: ◯稲垣委員 まず、スケジュールを守るということですね、現実にスケジュールが詰まっているわけです。その中で3月中にということで、なおかつ今市長の方から市民のニーズにどう対応していくかということもおっしゃられました。そうしますと、当然のことながら、保谷駅前の再開発事業というのは、西東京市にとってはかなり大きな事業だと思います。その場合の市民参加、あるいは市民の意見をどこで聞くのか、また、どこでどういう形で説明責任を果たしていくのか、それはどのようにお考えになられているのか。今具体的に、もしお示しができるのであればお伺いをさせていただきたいと思います。 102: ◯坂口市長 市民参加ということでございますけれども、私も、連休を含めまして、今までの経緯についておさらいをさせていただきました。それも含めまして答弁をさせていただきますけれども、今までの議会での審議というものがありますね。それから、市民の皆様方から出されましたいろんな請願・陳情、そしてその審議、その結論というようなものもあります。過去について言うならばそのようなものがあったと思います。  それから、先ほども出されておりましたように、この案件はもう数十年にわたる、私が知っている限りでも約20年にわたる歴史的な課題でございます。また、合併後を見た場合にも、当初の計画ではスポーツ関連施設を誘致するということで設計が進められていたやに聞いているわけでございますが、それが途中で大幅に見直されるということがございました。それらも踏まえるならば、やはり先ほど申し上げましたスケジュール管理ということをきちんとやるとともに、約4年間かけてやる事業であるわけでございまして、可能な限り今後ともその都度市民の皆様方に情報提供できるものについては積極的に提供していく。また、もうちょっと身近なところで言いますと、地権者の皆様方との関係もありますね、これらにつきましても可能な限り情報を提供していくと、そのように努力をしていきたいと考えております。 103: ◯稲垣委員 地権者の方々にも可能な限り情報提供していくということですが、これは当然、場合によっては市長も出向かれるというふうに理解をしてよろしいんでしょうかね。  それと、たまたま今市長から陳情・請願と、こういうようなお話が出たんですが、実は昨日の文教委員会で陳情の取り下げが1つありましたが、その中で、陳情そのものは取り下げられてはいるんですけれども、市民との懇談の中で保谷駅南口再開発事業に公民館を組み込まない、あるいは住吉公民館の移転をできれば中止したい、その方向で検討するよう指示を出したと、こういう説明を受けたというようなこと。あるいは新聞報道でも2月19日の読売では、「西武池袋線の保谷駅南口再開発事業については、再開発ビルの一角を市が購入して住吉公民館などを移転させる計画を見直す方針」、このようにも出ております。こういうことが具体的に文面に出ているということは、どこかで場合によっては担当課の方にも御指示は出ているんでしょうか。先ほどの市長のお話では、スケジュールあるいは市の負担を抑える、この2点のみだということであったんですが、具体的にこういう文言が……。 104: ◯坂口市長 先ほどの担当部からの説明にもあったと思いますが、いろんな可能性、いろんな組み合わせについて検討中でございまして、その中から、先ほど言いましたスケジュール管理もきちんとできる、そしてまた、市民のニーズにもこたえられる、また、その費用も最小限に抑えることができる、そのような案を選択するよう努力していきたいと考えております。 105: ◯稲垣委員 ということは、この新聞報道あるいは市民の声というのは、市長が直接おっしゃった事実とは若干違うと、あるいはおっしゃった後に市長が方向を変えられて担当課の方にお話をされたという理解でよろしいんでしょうか。 106: ◯坂口市長 新聞報道、または先ほど取り下げられた陳情の文章を引き合いに出されましたけれども、全体の話の中の一部であると御理解をいただきたいと思います。やはり幾つかの可能性について、当然のことながら検討して、その中から適切なものを選ぶというのが私の考えでございます。 107: ◯佐々木委員 市長、今稲垣委員の御質問を聞いておりまして、非常に私自身理解しがたいことがたくさんございます。まず1つは、市長は、やはり選挙戦において最大の目玉といいますか、最大の争点にしたのは、この保谷駅南口だと。今さらそれを私がここで申し述べることでもないと思うんですが、基本的に保谷駅南口については見直しをするんだと、盛んに言われましたし、また7億円の投入について、そうしたことについてやると言われておきながら、今あらゆる選択肢を考えておりますと、しかも時間的にはもう今月いっぱいに結論を出さなければ担当としてはその先のスケジュールができないと、こういうことも先ほども委員会の中で質疑があったわけですよね。市長の今いろいろ考えている選択肢というものを、またここで、例えばこういうのがある、こういうのがあると具体的に幾つかお話を聞かせていただけませんでしょうか。
    108: ◯坂口市長 それはまだ、たたき台の段階でございますので、ここで具体的に示すというわけにはまいりません。ただし、複数案についていろいろ検討しているということはお答えをしておきたいと思います。 109: ◯佐々木委員 その結論については、例えば先ほど稲垣委員が言われましたように、住吉公民館、下保谷図書館-公益施設を入れることについての見直しなのか、それ以外にもあるんでしょうか。 110: ◯坂口市長 若干体系的に申し上げますと、先ほど言いましたように、歴史的な経緯を持って今日に至っていると、ここ4年間だけでも計画の変更がされているという案件でございます。じゃあどういう要素を考慮したらいいのかということを私なりに考えて、いろいろ今までの経緯を調べているわけでございますが、1つには平成12年4月にまとめられました新市建設計画というのがあります。これが平成16年3月に見直されているわけですね、新市建設計画の変更ということで。そこで、特例債もどこにどの程度使うかというような計画が出され、都とも協議が行われています。そんなものも参考にさせていただいています。  それから、「西東京市公共施設適正配置計画(基礎調査編)」というのが平成15年3月に出されているわけでございますが、それに基づいて適正配置計画、16年3月、昨年の3月ですね、ちょうど新市建設計画の変更がなされた時点でまとめられております。  それから、先ほど申し上げました議会での議論、市民の請願・陳情などに関する議論が昨年の9月定例会でされ、一定の方向が出されております。それらのものを総合しながら、どのような方向に結論を出すのがいいのか、ただいま複数案を出していただきまして検討中でございます。 111: ◯佐々木委員 今お話しされたような内容については、私も議会の中でずっと経過を知っております。そういう経過の中で前市長はああいう形の再開発の事業についてはこのようにして、当初スポーツ施設があったのがだめになった、じゃあどうしたらいいんだということで、最終的に公共施設の導入、また今、市長がいみじくも言われたように公共施設見直しの中から、スクラップ・アンド・ビルドの中から住吉公民館を駅前に持っていく、そして下保谷図書館を持ってくるという結論を出された、こういった歴史の経過を私もずっと知っていますが、市長は、市長になられる前に市長選挙の中で必死に見直しを、要するに市民の前で公約として出されてきた。ということは、今市長が検証されている内容については、その時点では知らなかったと、知らずに言ってしまったと、こういうふうに理解してよろしいんですか。 112: ◯坂口市長 知らなかったわけではありませんで、詳細を知る立場にはなかったわけでございますけれども、概略は知っております。それを再確認したということでございます。  それとあわせて、大変重要なことは、今佐々木委員がいみじくも言われました、市政全体としてのスクラップ・アンド・ビルドがどのように行われているのか、いないのかという視点ですね、これは大変重要だと思うんです。私の視点からいきますと、必ずしも十分今行われていないと。例えば住吉のものを移転したとしても、そこにまた新しい施設の建設計画があるわけでございますから、この保谷駅、また住吉に限らず、リサイクルプラザ等も入ってくると思うんですけれども、全体としてスクラップをどうしていくのか、または新しい時代のニーズにこたえられるような施設の整備をどうしていくのか、ビルドをどうしていくのか、そういう観点を市長としてはやはりきちんと堅持をしていきたい、そのように考えている次第です。 113: ◯佐々木委員 市長、私が質問しているのは、要するに保谷駅南口について、市長は、市長になられる前に見直しを一つの大きな旗に掲げながら市長選挙を戦われて市長になられたんですよね。例えばマニフェストという形の中でもはっきりとそれをうたっていますし、市長選挙におけるさまざまな公定ビラの中にもきちっとそれをうたっています。そういった中で、市長が今見直しをするといって、なかなか中身についてはお話になりませんけれども、タイムスケジュールからいったら、来週早々には結論を出さなくちゃいけない大きな問題ですよね。結論はいつ出されるんですか。とりあえず答弁をもらってからにします。 114: ◯坂口市長 誤解のないように申し上げておきますけれども、私もマニフェストを今持ってまいりましたけれども、スケジュールに関連した部分ですね、「期限」としては「平成21年までに駅前広場を含む再開発事業を完成させます」ということと、途中、「財源」その他の問題はちょっと省略させていただきますが、「手段」「昨年秋に事業決定しているため、抜本的な見直しは難しくなりました。これまで不足していた市民への情報の公開、説明責任を徹底します。そして、市の負担金が抑制できるよう再検討します」、これが正式な表現です。それから、所信表明でも、「早期の事業実現に向け課題・問題点を徹底的に洗い出すとともに、市負担のあり方を含め資金計画等の検証と見直しを行いながら、西東京市の東の玄関口にふさわしい事業としていく所存です」と、このように表明をさせていただいています。 115: ◯佐々木委員 予算委員会の中で私がこの問題を取り上げたときに、市長は事業の中身について見直しを図っていくんだと答弁されているんですよね。特に面積が縮小していくとかいろんなことを予算委員会の中で発言されているんですけれども、その辺については御記憶にありますか。 116: ◯坂口市長 これは市の負担の問題とも関係してくるわけでございますけれども、公共施設等の整備については、できる限り最小限にとどめたい、そのようなことを私は言ってきております。 117: ◯佐々木委員 市長、別に言葉の遊びをするわけじゃないんですけれども、基本的に今つくられている計画の中には、当初つくった予算を、余分に1,000何百万もかけた、これはむだ 遣いだと盛んに発言をされておりましたね。そういったように、図面ができている、事務方がやって、今権利変換の関係の数字も、見直しによって全部とまっているという話なんですよね、先ほどの質疑によりますと。(「仕事やっていないんだよ、職員が」と呼ぶ者あり)ということは、今月末より早く結論を出してあげないとまずいと思うんですよ。ですから市長、今この時点で、いまだに幾つかの選択肢を考えています、これ、少し無責任じゃないですか。 118: ◯坂口市長 今月末には結論を出す予定です。それから、今作業がとまっているやの話がありましたけれども、行政手続を含めて、私は一定程度の前進をしていることを市長として確認をしております。 119: ◯佐々木委員 進んでいると、先ほど、要するに市長の結論が出ないために具体的な内容については詰めていけませんということが答弁の中にあったんですよね。ほかの仕事を、まあ、遊んでいるわけじゃないと思いますから-ただ市長、結論からいきますよ。要するに住吉公民館の移転、下保谷図書館の移転、この2つについては見直しの検討に入っているんですか。住吉公民館と下保谷図書館について、当初、そこに入れるという施設の中身について、市長はこれを見直しの対象に入れて変更することもあり得るんですか。 120: ◯坂口市長 幾つかの案の中にはそれも入っております。 121: ◯佐々木委員 そうなると、その施設を、要するに結論を変えないと、例えば市長が決断されたとしたら、それと市長が今まで言ってきたことと、先ほど稲垣委員が言われたように、市民にかなり具体的に3月2日ですか、3日ですか、市長はそういう形で住吉公民館を残す方向で指示をしているといって、ある面で住吉公民館を残してもらえるというような期待感を持っている市民もかなりいるということを私も聞いております。そうした市民の皆さんや、また下保谷図書館の周辺、一時持っていくことについてもさまざまな議論があって、そういった市民の方もいらっしゃいますし、施設をもし変えるとするということであれば、その人たちとの、市長がいつも言われている説明責任なり、また市民参加を含めて、市民の声を聞いて行政は進めていきますという市長の政治姿勢からいったら当然そういう作業をされていなければ、僕は、しかもこの3連休がございましたからね、3連休の間にそういった行動を起こして、さまざまな市民の皆さんの意見を聞いた上で、残すのか、要するに移設をするのかという議論を深めていく時間はあったと思うんですが、そのようなことをされましたでしょうか。 122: ◯坂口市長 先般お越しになりました皆様方は、御承知のとおり、昨年の9月の請願・陳情の審査、その結果を踏まえて、市長がかわったということで再度来られたわけですね。ですから、そういった意味では皆さんの御意見を聞き、私なりの考えをその時点で述べさせていただいたと、そういうことになります。ですから、今後3月末までにそのようなことがどれだけできるのかできないのかというのは、他の優先すべきいろんな課題もございますのでなかなか難しいかとは思いますけれども、やはり政治というのはどこかで決断をしなければいけないわけですから、その決断の時期が迫ってきていると、そのようにお考えいただきたいと思います。 123: ◯佐々木委員 私が今質問したのは、この3連休の間にそういった市民の皆さんとの対話をやられたことがありますかどうですかという質問です。 124: ◯坂口市長 3連休の中では、ございません。 125: ◯佐々木委員 時間がない中で、やはり市長はそれなりの発言をされてきて市長になられたわけですから、それに対して土・日を含めて、そういう時間もありながら市民に対する説明、全くそういうことはやってこなかったということになると、この1週間、議会があって、これから1週間ちょっとしかない中で、そこで結論を出さざるを得ない。特に私が一番心配しているのは、住吉公民館、それから図書館、これを変更するんであれば、そのまま当初の予定どおり進むのであれば、住吉公民館を残してもらいたいと期待されている市民の皆さんに対する説明責任が出てくる、それを変更するんであれば、今度はじゃあ逆に、当初そこで地元説明会までやっている人たちに対して、このように変更しますよという説明の手続が必要なんですよね。こういうこともされずに、市長は決断の時期が来たので決断をしてしまいますと、手続的にはそういう形になることになりますが、どちらにも説明しなくちゃいけない部分があるわけですよね、そのように御認識しておりますか。 126: ◯坂口市長 まず連休中の活動についてでございますけれども、そこまで質問が出るとは思いませんでした。(笑声)当然のことながら、市長といえども他の公務もありますし、プライベートな時間もあることを御理解をいただきたいと、その上に立っての御質問だと思いますが、連休中は今までの市がまとめました、先ほど申し上げました新市建設計画の変更、さらには公共施設適正配置計画等ですね、何ゆえ途中から、先ほど1,000数百万とありました けれども、実際は6,000万かけて設計をやっているわけですね。それを変更しているわけで すから、どのような経緯でそれが出てきたのか、また、そのてんまつはどうなっているのかですね。その後、何ゆえ公共施設の適正配置計画が出てきたのか、その辺の経緯について私なりに資料を調べて、そして頭の中を整理し、それから私も議会活動を20年近くやってまいりましたので、議会での請願・陳情の審議の経過、そしてまたその結論ですね、そのようなものをきちんと整理をしております。そして連休中ではありませんけれども、連休明けに関係者の方、これは任意で来られた方でございますけれども、御意見を聞く機会がございました。 127: ◯佐々木委員 これ以上あれしても、市長はなかなか今のところ結論を出そうとしないんですが、ただ、私が先ほど3連休の話をしたのは、市長があれほど市民の皆さんを大事にされてタウンミーティングをこれからやっていくという、しかも、もし私がその立場ならそういう時間を費やす必要があるんだなと、多分市長のことだから行動しているんじゃないかと思って期待を持って-悪気があって言ったわけじゃありませんのでね、(笑声)期待を持って質問したんで、誤解のないようにしてください。  それと、市長が盛んに今、ざっと過去の歴史を語っていましたよね、語ったというより歴史を見られて、その上で市長、過去の経過ですね、市長が説明責任を果たさなかったと、市民に対するあれがなかったと、保谷高範時代にね。そういったことを盛んに言われておりましたけれども、いろんな経過を見ていて、それなりに経過を見た段階での市長の今の見解というか所見、なるほどこういうことがあったんだなということで、ある程度、どこかに間違いがございましたでしょうか。(笑声) 128: ◯坂口市長 間違いではないんですが、大変不可解なのは、やはり6,000万円の設計費をか けてスポーツ施設をつくると、それがキャンセルされたというところからの経緯、その後のところは一定の行政手続ですとか、議会として、または請願・陳情等を含めてかなり積極的にやっておられた。ただ、私、最初から公共施設の経緯を見て、これがどうなったのかいまだにわからないんですが、公共施設適正配置という観点から、最初から保谷駅にこのようなものを持ってこようという、その戦略といいますか、構想にはなっていなかった、スポーツ施設がファーストチョイスだった、それで6,000万円もかけて実施設計をやっているわけで すね。それがキャンセルになってしまった、そこから公共施設の適正配置論というのが前面に出てくるんですね、これはいまだにわからないところとして残っております。ただし、その後の経過については一定の行政手続、または議会としてのかなりの議論をして一定の結論を出しているのではないか、そのように理解をしております。 129: ◯佐々木委員 もしその部分だけとらえて言うんでしたら、私はあえて言わせてもらえば、田無駅北口のときにも当初西友が-西武か……(「関係ない」と呼ぶ者あり)いいじゃない、いろいろ言いたいことがあるんだから。要するに私は何が言いたいかといったら、スポーツ施設が入るといったときに大事なことは、担当の方も言われていましたけれども、それをやった場合に、当然後に契約を履行しなければならないという一つのまた新たな問題が出てくるわけですよね。そういうことがあってなかなか契約できなかったという説明を受けていました。私、なぜ田無駅北口というと皆さんがわーわー言ったのか知らないけど、要するに場外馬券場にかわったときもやはり当初西武が入るといったけれども、入れなくなって-途中でそういった都市計画の変更というのはあり得ることなんですよ。それを市挙げて疑問に感じるとかいうのはいささか私もちょっと、あえて言いましたけれども、話をもとに戻しますと、市長は基本的に…… 130: ◯安斉委員長 質疑をしてください。 131: ◯佐々木委員 わかりました。基本的に住吉公民館、下保谷図書館を変更ができなかったといった場合の手続はどのように考えていらっしゃいますか。 132: ◯坂口市長 御質問の趣旨がよくわかりません。もう一度お願いいたします。 133: ◯佐々木委員 市長は、今回の保谷駅南口を見直しをすると。それなりに公共施設を、先ほど市長からもありました、市の負担を抑えるということですから、当然、今入っている市の施設、対象になっているのは住吉公民館、それから下保谷図書館をもってII街区の4階と5階に公共施設をつくるということですよね、市の事業として今計画されているのは。これについて見直しを図るというのは、その部分だと思うんですよね、市長。市の負担を極力抑えるようにしてほしいとなったときに、多分そのときは、先ほど稲垣さんが新聞記事を読まれたと思うんですが、それと同じように、一部その施設を、例えば住吉公民館なら公民館にもう1回戻して、市長は、この公共施設については撤退をして見直していきたいという思いが僕はあったのではないかなというふうに思っているんですね。だけど、現実に今市長が言われたように、ずっと積み重ねてきたものを考えれば、南口のスケジュールを考えれば、私は今までやってきたものを踏襲せざるを得ないという結論になるような気がしていますけどね。そうした場合に、過去に市長が市長になられる前の発言、また、なってからの発言、さまざまありますけれども、それらに対して総括して、もしそういう結論を現状のままでいかざるを得ないという結論を出したときには、市長はどういうふうにその手続をされるのか、それについてのお考えがあればお聞かせ願いたい。 134: ◯坂口市長 まだ検討過程でございますので、仮定の質問にはお答えすることはできません。 135: ◯佐々木委員 そういうふうに私の質問に対して答えを出さないのであれば、後ほどまたゆっくり聞きますけれども、じゃあ私はこれだけ申し上げておきますよ。市長がそれだけきちっと、要するに市長になられる前に、そうやって市民の皆さんとの約束-約束というのか、公約に近い形で保谷駅南口の再開発については見直しを図る、こう述べられてきた。しかもそれが、市長になられて検証してみた結果、やはり見直しはできなかった、こういう結論に達したときに、市長としての政治責任はきちっと、それなりに果たしていただく必要があるということを御指摘申し上げて質問を終わります。      〔「議事進行について」と呼ぶ者あり〕 136: ◯猪野委員 佐々木委員の質疑の中で、スポーツ系企業との間で契約の履行についての説明を受けたという御発言がございました。当再開発委員会の中では、スポーツ系企業との間での覚書がない、契約書がない、記録がないということで一貫して私たちは説明を受けておりますので、もしスポーツ系企業との契約の履行についての説明があったことについて、御説明できるものがあればぜひ御提示いただきたいということで、委員長に調整をお願い申し上げます。 137: ◯安斉委員長 暫時休憩いたします。                  午後2時48分休憩    ────────────────────────────────────                  午後2時51分開議 138: ◯安斉委員長 休憩前に引き続き委員会を再開いたします。  ただいまの猪野委員の議事進行の発言につきましては、後刻記録を調査の上措置することにいたします。  質疑を続行いたします。 139: ◯浅野委員 質問させていただきます。来ていただいて、ありがとうございます。  今回の保谷駅周辺のまちづくりについてですが、先ほど市長さんは、私は都議5期20年ですか、やっていらっしゃったという話で、この保谷駅の問題については、私の知る限り数十年と言ったんですけれども、実はもう30年過ぎている問題なんです。と申しますのは、今回市長を推薦されておりました旧保谷の市長でございました都丸哲也さん、この方が約3億円のお金を投じて、結局どぶに流しちゃったといいますか、開発が進まなかったと、その後平成7年に保谷高範市長にかわりまして地元の御意見をという形で、これは大変だということで再開発を進めていこうと、その間に、テレビ等でも日本一怖い道路、あれは都道なんですけれども、市長さんは都議会議員時代この件について東京都とどういうお話をしていただいたのかなと、私は1回も聞いたことがございませんので、まずそれだけ熱心にこの駅前再開発についてやられていたと聞いたものですから、その辺についてちょっと教えていただきたい。  それともう1点、市民参加ということで先ほども出ていたんですけれども、実は、やっぱり一番動揺しているのは地元の地権者なんですよ。市長になってもうそろそろ1カ月たちましたよね。ということは、当時、あの選挙のときには現市長、当時は保谷高範さんでしたけれども、坂口さんもそうでしたし、二木さんかな、車で、何か全然保谷高範は地元に入っていないで何もやっていないというような宣伝がされておりました。ですから、先ほど佐々木さんから3連休というのがあったんですけれども、やっぱり一番心配しているのが地元の地権者です。これは長い間いろんな経過がありました。反対の人も結構いたんです。でも、やっぱり変わってきたと思います。また、市長さんが都議時代、昨年の成人式のときに、ちょうど成人式は午前と午後に分かれていますから、その間の時間をとって、地元の関係者の方々と話し合いをしたと思いますけれども、覚えていますか。-覚えていますよね、去年の成人式ですから。おととしじゃないんで、去年ですから。その中でいろいろとお話をしていただいたと思いますが、そういう中でも、坂口さんは、そのときからもう相当地元に突っ込んだ話し合いをしていたと、私は聞いております。ですから、きょう初めて市長になっていろんなことがわかったんじゃなくて、私はわかってやっていらっしゃったんだなと思っています。その後、地元の地権者の方々が一番不安に思っている、また、その件があったからかどうか知りませんけれども、その後先行買収で2件の方がすぐに売るという形で行動を起こされたということも聞いていますので、この辺のところはどうも私は裏をとれませんので、そのとき動いたのが坂口さんだと思いますので、その辺の経緯なども、もし地元の人のためにこれから戦っていただけるんでしたら、ぜひお話し願いたいなと思っています。2つです。 140: ◯安斉委員長 浅野委員に申し上げます。233号線の関係で、都議のときに何をしたかとい う御質問だったと思うんですが、何か質疑の対象でないような気がするんですね。都議のときの活動について、この場でやるのは。市長としてどうやるのかということでの質問にしていただきたいんです。 141: ◯浅野委員 先ほど市長さんはそういう答弁したんですよ、私が都議……(発言する者あり)言ったじゃない、さっき。言ったんですよ、都議20年やっているんだと、だから聞いたんだよ。それを言わなかったらそんなこと言わないよ、余計なこと。      〔「議事進行」と呼ぶ者あり〕 142: ◯佐々木委員 今都議として云々ですけれども、先ほど私の質疑の中でも、20年間私は十分このことについてはやってきたという発言がありましたので、だったら議事録を調べてください。市長の発言については…… 143: ◯安斉委員長 暫時休憩いたします。                  午後2時57分休憩    ────────────────────────────────────                  午後2時57分開議 144: ◯安斉委員長 休憩前に引き続き委員会を再開いたします。 145: ◯浅野委員 私、先ほど都議5期20年という話をしましたんですけれども、市長さんになられる前に都議を20年、5期やられていたと思いますが、その間にテレビ等でも日本一怖い道路、233号線というのは何回も出ていました。そういう中で地元の人たちも何とかしたいと。朝晩よく見ていただくとわかるんですけれども、市長さんも2,000回ですか3,000回、駅頭に立っていらっしゃるというんで、あの込みぐあいはよくおわかりだと思うんですけれども、あそこでも事故があったり亡くなっている方が結構いるんですよ。ですから、私は不思議だなと思ったのは、都議の方がどうしてああいう問題を取り上げてくれないのかなと思っていましたので先ほど質問したんで、その辺についてお答えをいただけたらありがたいと思います。2つお願いします。 146: ◯坂口市長 都道233号線の問題でございますけれども、これを含めて3・4・11号、3・ 4・12号ですね、昨年も文書質問等でやっております。安全対策の問題、特に西東京3・4・12号につきましては、事業決定されて昨年の段階で6年、ことしで7年目を迎えようとしているわけでございますが、それが何ゆえ用地買収、また事業が進んでいかないのか、そういうことを含めて。それから、先ほども委員会の中で議論があったと思うんですが、練馬との接続の問題ですね、それらについてもやっております。これらは私のホームページでも掲載しておりますので、またもしお時間がありましたらごらんをいただければ幸いでございます。  それから、成人式のときというお話で、私はもう忘れかけていたわけでございますが、地元の皆さんからいろんな御相談を受けた、または御要望いただいたことは複数回あります。それに対して市にどのような形で御意見・御要望を持っていくのがいいのか、または都の方でできることがあるとするならば、どのような形で対応するのがいいのか、そのようなアドバイスをさせていただいた、そのことはよく記憶をしております。 147: ◯浅野委員 ありがとうございました。233号線は練馬区とか、3・4・12-旧3・4・ 9号線についても、いろいろ文書とかでやっているというんですけれども、やっぱり政治家というのは結果なんですよね。結果は何にも出ていないんですよ。ただホームページに載せているだけであって、何も出てきていない。これだって、もう30年来の怖い道路ということでずっとやっているわけですから、もう20年も都議をやっていれば、新しい人は、これはしょうがないかもしれないけれども、古い方ですから……(「都知事じゃない」と呼ぶ者あり)(笑声)済みません、笑わないでください、私はまじめにやっているんですから……。失礼ですよ。自分で質問しなさいよ、だったら。 148: ◯安斉委員長 質疑を続けてください。 149: ◯浅野委員 注意してくださいよ。ということなので、せいぜい市長、やっぱり選挙のときにはすごく立て板に水で気持ちよくおしゃべりになっていたのを私も聞いていますよ。でも、一番初めに、この間も代表質問のときに関連でちょっとお話しされたんですけれども、選挙のときは戦国だと言っていました。だけど、いざ市長になってみたら語っていたことは夢で、現実は大変だということを認識されたのかなと私は思ったものですから……。この件について地元の方というのは、大変今本当に、市長がかわって、これが新聞だとか出てこなければよかったんですけれども、ぼんぼんと市長の方から、当選された次の日の新聞ですからね、19日ですから。-当選というか、市長になって次の日ですから地元は動揺するんですよ。ですから、私はやっぱりそのときにさっと地元へ入って、こうですよという話でもしていただければいいんですけれども、それも出てこない。先ほどから聞いていますけれども、住吉公民館もどうするのかもまだ結論は出ていない。たまたま私たち3代表が行ったときには、市長、こう言いましたよね。あれは大変難しい問題だと、住吉を動かすのは。だけど、住吉はどうするんですかという話の中で、私が聞いたわけじゃないんですけれども、女性センターはもとへ戻すんだと、住吉は不便地域-何を基準として不便地域と言っているのかよくわからないんですけれども、女性センターはもとの市民会館の方へ残すという話までそのときされていたんですよ、私たち3代表が呼ばれたときに。だから、この方は随分と何でも自分のリーダーシップでされるのかなと、私は思っていましたので、期待していましたので、ですから私はこういう話をさせていただいたんですよ。  さて、口だけで言うんだったら簡単、でも言葉に出してしまうと、それは生きてきますから、市長ね、そうですよね。ですから、生きてきちゃうんで、市長の言葉というのは本当に重要ですよということなんですよ。その辺のところを考えていただきたいということで、この233号線の問題、ホームページだけじゃないでしょうと、今度市長になったんですから。 この3・4・12号線、これ問題は簡単です、地主さんです。地主さんを説得すれば終わりですよ。あとの方たちはみんな賛成していますから。旧のときには反対されたんですけれども、今は待っていますから。行きなさいよ、地元に入って。保谷高範さんは何回行きましたか。何回も行っていますよ、この地に。だから、ホームページやったとかじゃなくて、自分でやっぱり行動するということが、今回の選挙でこれだけ1万何千票差をつけたのはそのことなんだから。行動を起こしなさいよ、やっぱり。  それと、地元の人たちが大変心配しているんですから、そこへ行って-あそこの再開発事務所、立派なものも、あれも私、地主さんから何とかしてくれというから、おれ、借りてやったんだけど、もう返してもらってもいいんだけど、あんなものは。だけど、ああいうものがあるんですから、ちゃんと公共施設で。そこへ行って、さーっと皆さんを集めて説明しなさいよ。あしたから暫定予算のあれもありますから、そうすると、市長、言っておきますけれども、今月いっぱいですよと言ったけれども、答えを出さなくちゃいけないわけよ、もうそろそろ。だって暫定予算があるでしょう。予算でこれみんな出てきますよ。これだけじゃないですよ、青嵐中から何からいっぱい出てきますよ、市長の今度言ったこと全部。選挙中に僕が聞いていること、いっぱいありますから、聞きたいなというのがいっぱいありますから、この人だったらすぐやってくれるだろうなと期待しています。ですから私は、ここで聞きたいのは、即、今晩からでもいいから地元に行って、さっき言った3・4・12号線の地主さん、それから地元の地権者の方々は不安ですから、ぜひ行動を起こしていただきたいということをお願いします。 150: ◯安斉委員長 要望ですか、質問ですか。 151: ◯浅野委員 いや、質問。やってくれるかやってくれないか。 152: ◯坂口市長 お答えいたします。  今3・4・12号線の話が出ましたけれども、私なりに前都議会議員のときもやってきたつもりです、都議会議員としての分をわきまえて。3・4・11号線(P57・発言訂正)についても、かえで通りということになりますけれども、用地買収の促進方等、北南建または建設局等に再三話をしてきているところです。それから、233号線は全然動いていないわけで はありませんで、役所の方から徐々に安全対策事業といいますか、歩道拡幅事業をやっているんですが、その進行がなかなか思わしくないという部分があります。233号線について言 うならば、先ほどの3・4・12号線との関係がありまして、個人的には私は用地買収をしてでも安全対策をすべきであるということを再三申し上げているんですけれども、なかなか進んでいないというのが実態でございまして、浅野委員が言われることは一部当たっているわけでございまして、私も大変じくじたる思いでいるところでございます。今後はそのような今までの成果と反省を踏まえまして、今度は市長としてどのように対応していくのがいいのか考えまして、拙速は慎みながらも行動すべきときにはきちんと行動していきたい、そのように考えております。 153: ◯浅野委員 わかったんですけれども、拙速はいいんですけれども、私、地元に行ってくれと言っている。早急に対応してもらいたい。拙速はと言うんですけれども、それに対してちょっと答えていないので、再度お願いします。 154: ◯坂口市長 先ほど、今検討の段階でございますので、今の段階で出ていくのは必ずしもいいタイミングとは思いません。検討の結果または成果をきちんと持った上で地元に行く必要があると判断したときには、臆せず行きたい、そのように考えております。 155: ◯岩越委員 市長に何点か質問をさせていただきます。また、確認の意味も含めての質問でございます。  今選挙戦の話が出ておりましたが、公報またマニフェスト、そしてさまざまなところで保谷駅南口については見直しをしていくということは、市長の口からも今ありましたけれども、それは事実というふうに、そこはお互いに共通認識で進めたいと思います。そのときにそれらの市長の政策なりマニフェスト、またさまざまな公約をするときに、保谷駅南口再開発の事業内容、今、市長になられてから検証されている内容は、市長になる前の、市長を志したときから検証されたんでしょうか。また、それなりのレクチャーなり-行政にはできないと思いますが、市長候補であったときに最大限の情報分析、またそれなりの検証をされたのでしょうか、その点をまず1点目伺いたいと思います。  この保谷駅南口再開発は、市長も検証されて御存じのとおり、新市建設計画が変更されて事業が進められております。この新市建設計画の変更においては、議会としても可決をいたしております。その上で市長は所信表明の中で、抜本的な見直しはできないけれども、ということは、この新市建設計画また合併特例債等々のことを踏まえて抜本的なことはできないけれども、その上で見直しをしたいというふうに私は理解したんですが、この抜本的な見直し以外の見直しというのは、事業全体の見直しはできないということはお認めになったのかなと。では、この新市建設計画に入った公益施設の2施設が入るということはお認めになったのか、それとも、それを含めてほかにも見直しすることがあるというふうにお考えになったのか。2点目です。  先ほど市長が来る前に、この委員会の中で質疑があったんですが、その中で、2月19日の市長のヒアリングを受けてスケジュール、先ほど市長が御説明になりましたね、スケジュールと財政的な市負担を極力抑えて、それで見直しをするようにという指示を出したと。担当としては、それを受けて市長に見直し案を提示していると。それに対して市長が今検討をしているという答弁があったんですけれども、その内容というのは、私たちが全部今検討の段階ですからお答えできませんと市長のお答えがありましたけれども、もう一歩踏み込んで-なぜかといいますと、あと1週間ぐらいしかないんです、市長が3月31日までに結論を出しますよとおっしゃったのには。その間で全く違う方向で結論が出るのか、また、結論がどういうふうになるのか、我々はとても不安なんですね。一市民はもっと不安でございまして、地権者はもっとだと思います。そういう意味で、ちょっと一歩踏み込んでお答えをしていただければありがたいと思います。まずこの3点を。 156: ◯安斉委員長 先ほどの質疑であったんだけれども、あえてやっているんですね。 157: ◯岩越委員 はい、そうです。もう一歩踏み込んでお答えができればということで質問をさせていただいております。 158: ◯坂口市長 このマニフェストをつくるに当たって、今までの経緯を含めてどの程度の把握があったかと申しますと、そこに書いてあるとおり、マニフェストに書かれているとおりでございまして、先ほど申し上げました保谷駅南口再開発事業における情報の公開、説明責任の徹底、これが目標なんです。平成21年までに駅前広場を含む再開発事業を完成させますと。それで、正確性を期するために申し上げますと、昨年秋に事業決定をしているため、抜本的な見直しは難しくなりましたと。これまで不足していた市民への情報の公開、説明責任を徹底します。そして、市の負担金が抑制できるよう再検討します。その下に、西東京市議会平成16年第1回定例会、市長の施政方針と書かれておりますけれども、このようなことについては、把握をした上でこの目標を掲げさせていただいているということになります。  私自身について言うならば、チャレンジ西東京市民の会の皆様方から、この事業については、およそここまで来ていると。したがって、抜本的な見直しは難しくなっていますということも含めて概況を説明していただいているところでございます。  それから、その新市の建設計画の見直しの範囲ということだと思うんですけれども、どの程度までかというと、今までの中ではI街区の方については私は特別触れておりません。II街区のいわゆる保留床の部分ですね、これをどうするかと。先ほどの議論でもあったようですが、例えば地下1階、4階、5階ですね。その部分について先ほど言いましたように、全体のスケジュールをきちんと守るということと、市の負担を極力抑える、そして、きょうちょっと踏み込んでお話しさせていただきましたけれども、市民のニーズにこたえると。特に1番、2番についてはきちんと都市整備部長の方に指示をさせていただいたところでございます。したがって、スケジュールを守るということになりますと、いろいろ検討はしてもらいましたけれども、例えば都市計画の変更ですとかそういうことになりますと、これはスケジュール管理ができなくなりますから、一応検討はしました幾つかの中に入ってはいるわけでございますけれども、これは難しいのかなというような判断をさせていただいているというのが現状でございます。 159: ◯岩越委員 そうしますと、見直しに対してはII街区の地下1階と4階、5階について見直しをするようにという指示を出したということでしょうか。 160: ◯坂口市長 概略そのようなことでございます。 161: ◯岩越委員 そうしますと、新市建設計画の変更が議会で認められた内容については御存じだと思います。4階、5階に住吉公民館と下保谷図書館を入れるということでございますので、それを見直しをしなさいという指示だと受け取ってよろしいんでしょうか。 162: ◯坂口市長 その部分だけではございませんで、地下1階の問題も含めてですね。それから、先ほど来出ておりました特定建築業者ですか、その選定などにつきましてもいろいろ可能性等ヒアリングをさせていただいたところです。 163: ◯岩越委員 仮に4階、5階に入ります公益施設を見直ししたとしたら、どのような変更手続をとらなくてはいけないというふうに市長はとらえていらっしゃいますか。 164: ◯坂口市長 先ほど答えましたように、都市計画上の変更にはならないので、期間の遅延にはならない、そのように把握をしております。 165: ◯岩越委員 今市長は、4階、5階の公益施設を変更したとしても都市計画の変更にはならないので、これはあり得るということで理解してよろしいんでしょうか。市長はそういうふうに先ほどおっしゃいましたので、それを受けた私としては、住吉公民館、それから下保谷図書館がここに入らないということもあり得るというふうに認識してよろしいんでしょうかということでございます。 166: ◯坂口市長 先ほどの御答弁で申し上げましたとおり、今までの経緯を踏まえるならば、全く入らないということはまず考えられない、そのように私は考えております。 167: ◯岩越委員 ということは、2施設が入らないのではなくて、どっちかの1施設が入るんであるというふうに受け取ってよろしいんでしょうか。 168: ◯坂口市長 そのようなことも含めて幾つかのケースについて、今検討中でございます。 169: ◯岩越委員 ちょっと何か見えてきたというよりも想定どおりかなと。市長が新聞記事等々で言っております住吉公民館の移設について見直しをしていきたいということは、先ほど稲垣委員の方からも指摘がありました陳情の中にもそのように入っているわけですね。そのとおりになっていくのかなというふうには、今市長との質疑の中で、想像というか、確信を持たせていただきました。そうしますと、それによる影響というのも必ず出てくると思います。また、先ほど来市長が政治理念に据えていらっしゃいます市民参加、そして市民への説明責任、そのこと一つとっても私はとても不可解に思いますのは、市長が見直しをしますと。何について見直しをしましょうといった、その市民参加で意見を聞いている手法はとっていないんですね、この1カ月の間。これは市長になられてとられていないと。それはそれとして時間がないということはよしとしましても、今度これをどっちかに結論が出たときに、これはきちんと説明責任を果たしていかなければいけないと思います。というのは、市長は、住吉公民館移設に反対する声が多いと聞いているので、見直ししたいというふうに、新聞報道の中では言われております。その反対に、早く進めてほしいという市民もいるということも事実でございますので、その人たちに対しての要望というのはどうするのかなと。また、計画を見直ししたときに、そういう人たちに対しての説明責任はどうしていかれるのかなというふうに思っております。その上で、その方たちの意見がいろいろ出てきたときの調整はどうされるのかなということも不安に思っております。  これ以上聞いても市長は-今明らかになったのは、2施設のうち1施設を変更するような御答弁でございますけれども……(「そんなこと言っていない」と呼ぶ者あり)違いますか、そういうふうに言っていない、私にそう取られるような御答弁をしていただきましたので、これ以上詰めても出てこないのかなと。(「いつ議会に説明するのかと」と呼ぶ者あり)ちょっとアドバイスがありまして-見直しについては、いつ議会に説明をしていただけるんでしょうか。全協なり開いていただけるんでしょうか。3月31日までには決まるということですので、時期的にそれ以降だとは思いますが、その点も…… 170: ◯安斉委員長 もというか、質問はそれだけですね。 171: ◯岩越委員 はい、その点だけです。 172: ◯坂口市長 先ほど来答弁しておりますように、今月中に結論を出さなくてはならない。出して、準備ができ次第といいますか、議会の皆様方に御報告ができるという形にしたい、そのように思っております。 173: ◯岩越委員 当然当初予算の中で見直しの結果が出てくるのかなというふうには思いますが、市長の今までの全体的な御発言を聞いておりまして、いみじくも浅野委員がおっしゃったように、直接合併特例債の活用だとかさまざまなことをレクチャーを受ける中で、少しずつ市長のお考えも変わってきているのかなというふうに期待をしながらちょっと質問をさせていただいたんですが、どこまでがそういうレクチャーなりで、また西東京市の方向性、南口再開発の早期実現の方向に影響しない見直しがどこまで出てくるのかちょっと不安なものは感じております。また、その上で私の感覚をもう一度言わせていただきますが、2施設のうち1施設は入らない可能性があるというような示唆が出されましたので、主観でも結構でございますので、この3月31日の結論を待たせていただきたいと思います。 174: ◯安斉委員長 暫時休憩いたします。                  午後3時25分休憩    ────────────────────────────────────                  午後3時49分開議 175: ◯安斉委員長 休憩前に引き続き委員会を再開いたします。 176: ◯鈴木(久)委員 今までの質疑をずっと聞いていまして、市長が来る前にも部長に質疑をしましたところ、いろいろ疑問は解けてきたんですが、保谷高範前市長の時代にも、保谷駅南口は自分の政治生命をかけてやるという力強い言葉の中でスタートしたというふうに私たちも理解をしているところでございます。先ほどの市長の答弁においても、ここは早急に解決をしていかなければならないという認識をお持ちになっているということでございましたので、その部分については安心しているわけでございます。先ほどタイムスケジュールを崩さない、平成21年までには完成させるということの答弁があったわけですが、当初、南口の再開発について聞いたときに、公益施設は入れないということで進んできたというふうに私は理解しております。その後いろいろ質疑にもあったように、公益施設を入れなければならなくなってしまったということが明らかになったわけですね。その理由については、再開発を積極的に進めることと、資金繰りについての大きな問題があるという説明があって、私たちもいろいろ議論をしたわけですが、それもしょうがないだろうと、再開発を進めていくには公益施設を入れることも選択肢の一つとして賛成をしてきました。それでこの再開発を進めていくということを前提として賛成してきましたということが実態としてございます。公益施設を入れることについて再度市長のお気持ちをお伺いさせていただきます。 177: ◯坂口市長 実はいろいろなケースについてプランを立て、シミュレーションをやってまいりました。その中で、スケジュールを守り、そして市の負担を極力抑えるということと、私の思いの底にはスクラップ・アンド・ビルドは貫徹しなければまずいわけでございますけれども、新しい市民のニーズにこたえていくということも大変重要なことでございますので、それらを勘案した上で、公益施設の導入の可能性についても当然幾つかのシナリオの中には入っております。 178: ◯鈴木(久)委員 タイムスケジュールを崩さないという力強いお言葉がありましたので、私なりに解釈をさせていただきたいと思います。
     一つ、先ほど部長にお聞きしたんですが、再開発はまちづくりのきっかけだと、これを核に保谷駅周辺は経済効果もあり、そして危険のないまちづくりが進んでいくんだろうと考えております。再開発だけではなく今後のまちづくりについても、市長のお考えをお聞かせ願えればと思います。 179: ◯坂口市長 先ほども他の委員から出ましたように、再開発の問題というのは、駅の利便性ですとか安全性、または東の玄関であります駅周辺の活力を上げるという点で大変重要であるだけではなくて、先ほど来御指摘されております都道233号線、または隣接いたします西 東京3・4・12号線、これらの整備と一体となって、駅とその周辺の機能、安全性、魅力がアップしてくると理解をしております。したがって、駅周辺の再開発ということに軸足を置くことはもちろんでございましたけれども、先ほど来御指摘がありますような周辺の道路環境の整備、またはまちづくりにも全力を挙げて取り組んでいきたいと考えております。      〔「議事進行」と呼ぶ者あり〕 180: ◯佐々木委員 先ほどの市長の答弁の中で、都市計画道路の番号ですけれども、3・4・12と3・4・11と言われたんですが、11というのは3・4・16の間違いじゃないかと思うんです。それは確認しておいた方がいいよ。 181: ◯坂口市長 今御指摘でございますが、ちょっと前の街路番号と間違えて言ったようでございます。3・4・11と言っていたのは、かつては保谷3・4・13だったと思うんですが、西東京3・4・16と訂正いたします。通称かえで通りという道路を指しております。先ほどの議事録に間違いがありましたらそこの部分の訂正をお願いいたします。 182: ◯安斉委員長 そのようにいたします。 183: ◯鈴木(久)委員 都道233号線を挟んで駅の南側が練馬区に接しております。この地域の まちづくりにつきまして、練馬区との協議、これは重大な部分になっていくだろうと私たちは認識しているわけです。全体のまちづくりの整備について練馬区との協議について、市長はどうお考えになっているのかお伺いしたいと思います。 184: ◯坂口市長 実は、都議会議員を辞する前に都市計画委員会に所属をしておりまして、練馬の議員さんがここの問題を何回かにわたって質疑をしておりました。私も大変この問題に関心を持っておりまして、それらの経緯、また西東京市においても練馬区と今までいろいろ折衝を持っているのではないかと思いますが、それらをきちんと踏まえまして、練馬区とも協議を進めていきたいと考えております。 185: ◯鈴木(久)委員 いずれにしましても、西東京市としてこの再開発は総合的なまちづくりのスタートだと私は認識しておりますので、タイムスケジュールをくれぐれも崩さないように御判断をしていただきたいという要望をいたしまして質問を終わります。 186: ◯森委員 今鈴木(久)委員の質問にもありましたけれども、当初公益施設は入れないということで進んできました。その中で、実は、記録をお読みいただいていればわかると思うんですが、私は公益施設を入れないと再開発が成り立たないんではないか、他市の再開発の状況を見るとそういうふうになっているよと、市が床を買っているよと、だからこれはそういう想定をしながらやっていかないとだめなんではないか、必要だよというふうなことをずっと言ってきたんです。それに対する回答が、公益施設を入れる考えはありませんというふうなことだったんですね。そこまで言い切られたら、ああそうですかということでしかないから、まあ頑張ってくださいと、そういう世界ですよね。そういうふうなことできていたものですから、その後の図書館・公民館というのは事の成り行きとしては-図書館・公民館は別ですけれども、公益施設というのは事の成り行きとしてはそうならざるを得ないなということを一つは感じております。  ただその間に、先ほど市長が不可解だとおっしゃったスポーツ企業の関係が出てくるんです。これについては市長、ぜひ、今後また質疑していきますけれども、ちょっとお調べをいただきたいと思っているんですが、スポーツ企業が購入の意向を出してきたと、1社だけだったということなんですけれども、その1社を対象にして6,000万円かけて実施設計が行わ れた。先ほど佐々木委員の御発言の中にもあったんですけれども、もし、この6,000万円を 使った実施設計に対して、市がそのスポーツ企業に何らかの担保を求めた場合に、その担保をもって、言ってみれば契約行為に該当する可能性があると、だからそういう担保を求めた場合に、一定の期限を明示してそれが履行できないというふうなことになった場合に約束違反ということで何らかのペナルティーを、今度は逆に市が受けるようになる可能性があるんだという説明を担当の方からいただいているんです。だったら、そのスポーツ企業一企業を相手にした実施設計なんかできないじゃないですかというのが私の考えなんです。それをやってしまったというところにそもそもおかしいことが発生した。しかも周りの状況を見た場合には、そういった保留床がきれいに売却されるということがない状況に入ってきているという、そういう中での判断が行われた。しかもスポーツ企業が撤退するかしないかの担保を何もとっていないわけですから、撤退されたときのリスクは物すごく大きいという中で実施されたんだというふうなことについては、市長もこの間でお調べになっておわかりになっていると思うんですけれども、まさに不可解だというふうなことなんです。この点の経緯について、実はまだ私も釈然としたものが持てていません。ですから、ぜひこの点については調査をお願いしたいというふうに思っているんですが、そういった調査をされる考えはあるかどうか、確認をされる考えがあるかどうか、1点お聞かせください。  もう1つ、図書館・公民館ということで言われておりますけれども、都市計画決定の中では公益施設を入れるというふうなことが決められていると思うんです。図書館であり公民館であるというふうなことは都市計画の中には入っていないと思うんです。ですから何を入れるか、どの程度の規模のものを入れるか、あるいは公益施設を入れたけれども残りを民間売却としていくか、この辺のところについては都市計画変更にならないと思っているんですが、その点について確認をさせてください。その上で図書館・公民館を何らかの形で変更するといった場合に、そのタイムリミットが先ほどから3月31日というのが出ていますけれども、これは都市計画変更にかかわるものであれば当然そこまでにやってもまだ日にちがずれてくるということだと思うんです。例えば岩越委員の質疑の中で、1つ残して1つはやめるよということになった場合に、やめることになったものについて、これは市民参加の手続をとっていく、あるいは変更した場合、例えば図書館・公民館と言われている中の1つをやめて別のものに置きかえるよというふうなことになった場合に、それは31日までに、ぜひともそこを決めて公にしなければならないものなのかどうなのか、もう少し時間の経過が持てるのか。持てるということであればもう少し市民参加、あるいは市民へのヒアリングをする時間がとれるんじゃないかな思うんですけれども、その辺のところはどのようにお考えになっているのか、実態としてはどのようなものなのかお答え願います。 187: ◯坂口市長 森委員の質問にお答えします。まず歴史的な経緯、といいましても過去数十年の歴史ではなくて、ここ3~4年の間の保谷駅前再開発をめぐる件について、私も調べなければならないと思っています。市民に対しての説明責任というのはそこから始めなければならないと思っております。大変重要なポイントだと思います。その上に立って、どのような議論を経て、またはどのような合理的な判断のもとに公益施設等の床の取得をして公益施設を入れるという議論に至ったのか。先ほど私なりに整理したものを答えさせていただきましたけれども、もう一度きちんと確認をしたいと思っています。それから、議会での議論ですとかその結果を可能な限り尊重したいと考えております。その上に立って、2番目の公益施設であるわけでありますけれども、先ほどスケジュール管理の重要性については繰り返し言っておりますけれども、それに支障を来さない範囲でいろいろなシナリオを今書いていただきまして、そして検討を進めているところでございます。したがって、時間はあるにこしたことはないわけですが、それは検討する時間または例えばこの情報を公開したり、市民から御意見を聞く時間が本当はあるといいなと思っているんですが、事ここまで参りますと時間が大変タイトでございまして、今月末までには一定の方向を出さざるを得ないだろう。その結果に基づいて、例えば全協または市民の皆さんにどういう形で説明をしていくかということについて考えていきたい、そんなふうに考えております。 188: ◯森委員 スポーツ企業が参入をしてきて、撤退をして、その後公益施設の導入というふうな部分について確認をしていく必要があるだろうということで、その辺は市長のお考えのとおりだと思っておりますので、ぜひ進めていただきたいと思います。  図書館・公民館を具体的な公益施設ということで南口再開発の中に入れてきたという経過については-要するに取得希望者が撤退をしてしまって実際には再開発がそのことによってとんざしかねない、だから入れてきたという説明もありましたし、そのようにも理解しているんですけれども、ただ、移設ということで公民館を廃止するあるいは図書館を現状のものを廃止するというふうなことで話が進められてきたところに市民の大きな不満の声というものがあったんだと思うんです。先ほど言いましたように、公益施設を入れなければ成立しないということであれば、入れることについては私は当初からそういうのは計算に入れておくべきだと言っていたこともあるわけですから、そのことについては別に否定しようとは思いません。しかしながら、先ほどから言われている市民参加の手続、これがかなり乱暴だったんじゃないかなと思っているものですから、その過程で果たして図書館がいいのか、公民館がいいのか、もっと別の施設がいいのか、私は市政センターでもいいんじゃないかとか女性センターを入れてもいいんじゃないかとか、そういったことも言ってはきております。アイデアが全然なかったわけではないんです。しかしながら、図書館・公民館、それも移設だということで、残念ながら私はこれには反対をしておりました。移設ではなくて新しくつくるよというのであれば、その必要性を検証する中で、必ずしもだめという話ではないんですが、そんな経過をずっとたどってきておりますので、市民参加できないというふうなことになってしまうと、かなり市長の方としても厳しいのではないのかなという気がしてしまうんです。ですから、きょう答弁されたように、どこかの時点で決断をしなければいけないというふうなことは当然あるにしても、市民に説明のつくような手だてをとっていってもらいたいなと思っているんです。そうしなければ今のスケジュールに、そこから逆に波及してきて影響してくるのかなと思いますので、そのあたり、岩越委員の質疑の中にもありましたけれども、少し精査をして、市民に説明のつくような施設選択をしていただきたいなというふうに思っています。  もう1つ、市の負担を極力少なくというふうなことになりますと、公益施設の規模を縮小するという形にしかならないのかな。そうすると、その範囲の中で考えられるとすればこういうことかなという想像も出てきてしまうわけですけれども、その辺のところは、例えば図書館の件については、図書館を入れるという希望もあります。私は、図書館といっても駅ということで一番ニーズの高いのは通勤途上での受け渡しかなと思っていたものですから、その辺が中心になれば縮小ができるのかなと思ったり、その場合にはスクラップ・アンド・ビルドにはならないということ。公民館にしても、公民館を残して女性センターを入れる、場所的には、そういった選択もあるだろう、相談機能をきちんと押さえたようなものを入れていくという、そんなふうなこともあるだろう、いっぱい考えはあるんです。ただ、時間が厳しいので、その中で市民に説明のつくものをぜひ考えていっていただきたいなと思います。市長にお考えがありましたら、ひとつお伺いをいたします。 189: ◯坂口市長 森委員の方から、前のスポーツ施設の件も含めての御質問でございますので、私も少し整理をしつつあるものについて御説明をしますと、やはり少なくとも合併後の新市建設計画、または新市建設計画の変更に至るまでの過程についてはつまびらかにしないと説明がつかないんではないかと思います。最初から公益施設を入れた形での再開発が計画されていたら、説明のあり方も、市民からの御意見、御要望のあり方も変わっていたんではないかと今私は考えております。しかしながら結果として平成16年3月に新市建設計画の変更の中でこれが具体化されてきて、今ちょうど1年ですね、この1年間の中で変更に伴ういろいろな説明がなされてきたというところに大変時間がタイトになってしまった背景があるんではないか。しかしその限られた期間ではありますけれども、いろいろな資料を見させていただきますと、議会での審議または市民からの請願、陳情、採択、不採択といったいろいろなものがここにあるわけでございますけれども、かなり精力的にやってきておられ、一定の結果といいますかそれを得ているということはうかがえるように思います。その上に立って、これからどう決断をし、この再開発事業を-まだ4年間あるわけですからその中での市民参加ということも当然あるわけですね-やっていくのかと、一つの決断の節目に来ているのではないかと考えているところでございます。したがって、全体のスクラップ・アンド・ビルドということから言いますと、ここまで事業が進められてきていると、ここでスクラップするというのはなかなか難しいことかなと思うわけでございますが、スクラップ・アンド・ビルドという命題は市政全体を通じての命題でございますので、こちらでビルドをするならば、じゃあどこでスクラップができるのかということを、もう一度公共施設適正配置計画などをたたき台にして、私としても検討していきたいと考えております。 190: ◯安斉委員長 ほかに質疑ありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 191: ◯安斉委員長 質疑なしと認め、この件については終わります。  暫時休憩をいたします。                  午後4時14分休憩    ────────────────────────────────────                  午後4時18分開議 192: ◯安斉委員長 休憩前に引き続き委員会を再開いたします。  お諮りいたします。  本日の委員会はこの程度とし閉会したいと思いますが、これに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 193: ◯安斉委員長 御異議なしと認め、閉会いたします。                  午後4時18分閉会    ────────────────────────────────────                          駅周辺開発等特別委員会                                安 斉 慎一郎 発言が指定されていません。 © 西東京市 ↑ 本文の先頭へ...